様々な小説の2次小説とオリジナル小説

タグ検索でhatoukei82件見つかりました。

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それは89

「私はね。若い頃に買い出しや従軍で外に出た事があるんです」  いきなり入って来たので驚いてしまったが、別に物凄く都合の悪い密談でもしていたわけではない。  更に普段は怪しさ一杯のヒルゼンが話を始めたので、みんな静かに聞き入ってしまう。  俺は、実家にいた頃にあまり領内の人と話をした経験がなかった。  1番話をしたのがハクカで、2番目がアリス姉さん、3番目がファイト義姉さんであった部分でお察しであろう。  領民たちとは、初めて接したようなものだ。  正直、今日初めて物を売りながら彼らの生活を少し実感した…

https://tennsei.memo.wiki/d/%a4%bd%a4%ec%a4%cf%a3%... - 2020年08月15日更新

それは88

 商品の購入を終えるとヴィルマに事情を説明した。 「ルーク様、連れて行って」 「しかし」 「手伝う」 「危険かもしれないぞ」 「村人には負けない」 「ハァ・・・分かった」  ヴィルマをつれてくることにした。 「ヴィルマ・エトル・フォン・アスガハン」 「アンネと申します」  全員が自己紹介をした。 「あなた」 「手伝えって事ですね。わかります」 「(ルパン兄さん、見事に尻に敷かれているな……)」 「(ルーク。あの分家の男達は、基本みんなそうだから)」  こうして始まったバザーで…

https://tennsei.memo.wiki/d/%a4%bd%a4%ec%a4%cf%a3%... - 2020年08月14日更新

それは87

「それで、用件とは?」 「それは、ですね……」  ヒルゼンは、お茶の提供すら断っていきなり仕事の話に入る。 「バザーを開いて欲しいんですよ」  ヒルゼンは、俺達に領内で商品を売って欲しいと頼んで来たのだ。 「商品は、何でも構いません。服でも、小物でも、調味料でも。領民達は、とにかく娯楽に飢えていますから」  主食の小麦は、広げた農地から自給可能であり、野菜も同じく畑から自給可能で、肉は狩りで、魚は、川や用水路や沼から淡水魚は取れる。他にも山菜や塩に、自生している果物に、分家のようにハチミツ採り…

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それは86

「すまんな」 「ルパン兄さんが謝る事でもないでしょうに」 「ここ二〜三年、何かおかしいんだよな。トニーの兄貴は」  ファブレ家の本屋敷を出た俺達は、ルパン兄さんの案内で彼の屋敷へと向かっていた。  共にファブレの家名を持つ、代々従士長を勤める家で、先代の当主は俺達の祖父の弟であったと聞いている。  ところが先代は、例の天地の森遠征で三人の息子達と共に戦死し三人共、子供が娘しかいなかったそうで、長男の最初の娘にルパン兄さんが婿入りして家を継いだのだ。  ルパン兄さんが、俺とハクカ以外の面子に自己紹介を…

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それは81

 翌日。 「お話があるのだけどいいかしら?」 「お姉ちゃん」  屋敷にセイが訪ねてきていた。  応接間に通し、ソファにー座り、ミュウがお茶を入れた。  ミュウのお茶で一服した後 「遺跡調査だけど私も一緒について行くことになったわ」 「・・・!」 「お姉ちゃんも」  ミュウがうれしそうだ。 「ブライヒレーダー辺境伯ですか?」 「ええ・・・地下遺跡の例があったから、急遽、私に依頼をしてきたのよ」 「なるほど・・・・ですが心強いです」 「よかったわ」  俺達は、ブライヒブルク南方、リーグ…

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それは80

 翌日。 「久しぶりに戻って来た感じだな」 「そうだな」 「本当に久しぶりね」 「うん」 「ルーク様、ここがブライヒブルク」 「ああ」  と俺は、ヴィルマに答えた。  ヴィルマがここにいる理由は簡単で、俺たちがいなくなったら食事に困るからついてきたのだ。  この答えに誰もが納得した。何しろヴィルマは1時間で15人前は食べるからである。  俺の『瞬間移動』の魔法は、自分を含めて8人まで運ぶことができる。イシュルバーク伯爵の古代地下遺跡の攻略したおかげで魔力量が上がり、魔力運用等も少しだけ上手に…

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それは79

 謁見した翌日。  俺達はささやかながら地下遺跡攻略成功パーティを開いたのであった。  参加者は、俺、ハクカ、リッド、ミュウ、ユメイ、キャロル、スズネ、ヴィルマである。 「あとは貴族としてのパーティか」 「面倒そうだな」 「事実、面倒だからな」 「魔導飛行船を製造するためには必要なのよね」 「まあな。何度も話すより一回で済ませた方が早いからな」  パーティの料理は、スズネ、ヴィルマが作ってくれたのだ。  割とヴィルマとスズネの料理は美味しかった。  こうして、ささやかながらのパーティが終わった…

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それは74

「……ここは?」 「さあな? 強制転移先としかわからん」  パルケニア草原にある地下遺跡でドラゴンゴーレムの活動を停止させる事に成功はしたものの油断して先に進んだら探知不可能な強制転移魔法陣によってどこかに飛ばされた。  これが、俺の把握している現在の状況であった。  周囲を見回すと俺に抱きしめられているハクカとミュウと他のメンバーも姿も全員確認でき、どうやらバラバラの場所に飛ばされる事態は避けられたようだ。 「あの魔法陣は、魔力吸収型の魔法陣だったようだな」 「魔力吸収型ですか?」 「ああ」…

https://tennsei.memo.wiki/d/%a4%bd%a4%ec%a4%cf%a3%... - 2020年08月13日更新

それは71

「ルークお兄様、皆様・・・お気をつけてください」 「ああ」 「気をつけて」 「うん」 「ええ」 「スズネちゃんやヴィルマも元気でね」  俺たちはスズネとヴィルマと別れを告げ、旅立った。 「ブランターク様。この遺跡って、確か……」 「もうとっくにアカデミーの学術調査は終わっている遺跡だな」  王都から『瞬間移動』と徒歩で半日ほど。  俺達、新冒険者パーティー『漆黒の翼』と『ドラゴンバスターズ』とブランタークさんは、先年にグレードグランドを討伐したパルケニア草原内にある古代遺跡へと到着し…

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それは 主人公一行紹介

名前 ルーク・フォン・ファブレ 年齢 15歳 師匠 アティ 魔力量 76万 身長 165cm 爵位 男爵 勲章 双竜勲章×2 称号 竜殺し 実績 古代竜浄化、グレードグランド討伐、パルケニア草原解放、魔道具開発・発展、屋敷浄化 パーティ 漆黒の翼 武器 先端に赤い『魔晶石』が埋め込まれている樫の杖 防具 麻製のローブ(強度)    丈夫な革靴(強度)    魔法の袋(茶色) ファブレ家の八男。 魔法の才能があり、アティの指導によって魔力制御等が上達した。 魔法使い、魔道具職人、錬金術師、魔法薬師の才能を有…

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それは66

 月日は、流れ、2月。  小型の『魔導攪拌機』が完成し、わが屋敷でもマヨネーズやトマトケチャップが定期的に作られるようになった。その他にもメイドたちからもケーキやスフレなどの作業が楽になったと喜びの声が上がった。  魔道具に関しては、『魔導攪拌機』の着想から『魔導草刈機』を開発したのであった。  1ヵ月後。  エリーゼがわが屋敷にやってきて、完成した『小型魔導攪拌機』を使用していた。 「便利ですね」  『小型魔導攪拌機』に小麦粉や卵を入れ、スイッチを押していた。 「ルークさん・・・・この『小型…

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それは65

 ブライヒレーダー辺境伯主催の新年パーティが5日後にあるのが分かり、礼服やドレスを新調したりしたのだ。新しい衣服を購入して古い衣服は、家臣に下賜するのが慣例なのだ。 「なんというか無駄遣い」 「家臣の方々に対する救済措置という面もございますがめぐりめぐって市民に中古で売られますので無駄にはなりません」 「そうか」  俺とスズネとハクカとヴィルマとミュウとキャロル&リッドとユメイで神殿に拝みに行くことになった。 「ルーク様、皆様もおめでとうございます」 「おめでとう、エリーゼ」  俺たちは、教…

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それは64

「新年を祝って乾杯!」 「「「「「乾杯!」」」」」  『謝肉祭』が終わり、いよいよ、数日後、新年を迎える。 「新年あけましておめでとう」 「あけましておめでとうございます、お館様」  改めて乾杯をしながら挨拶を交わし、年越しパーティーは夜中の二時くらいに解散となった。 「明日は挨拶があるんだよね?」 「明日は、私もお供します」  幸いして、教会への初詣などはこの世界には存在しない。  だが、その代わりに新年の挨拶回りがある。  なぜか日本のようであったが、どこに挨拶に行くかとか、どの順番で…

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それは57

 リネンハイム氏から屋敷を購入して以降、浄化魔法の練習も兼ねて週1回ほど依頼も受けていた。  依頼主は、教会と王宮である。   「なぜ、俺が」 「浄化魔法は冒険者としての修行の一環として行っていると聞いたので王宮が依頼しているのである」 「確かにラングレー公爵やアスガハン準男爵に伝えましたけど、それがなぜ王宮に話が行くんですか?」 「冒険者の修行を出したのは陛下である」 「そういえば、そうでした。しかし多くないですか?」 「王宮に大物貴族や政商などがルーク少年の修行依頼にこれはいかがですかと持ち…

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それは55

 月日が流れ、6月ごろには、ヴェルの誕生日パーティがあり、これは俺の焼き直しと言わんばかりであったが、一点だけ違うのは、ブライヒレーダー辺境伯と友誼のある上位貴族たちが訪れたことだろうか。俺の誕生日パーティの時は、魔道具製造を頼んだ貴族家や商人や職人や冒険者が多数集まったぐらいだ。その数は、5万人以上である。  現在、魔道具製造を頼んだ貴族派閥は  1位 ラングレー公爵派閥  2位 ブライヒレーダー辺境伯派閥  3位 エドガー侯爵派閥  4位 ルックナー侯爵派閥  5位 アームストロング伯爵派閥  で…

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それは54

 『桃色カバさん』の幻術の影響で、スズネとエリーゼとミュウとキャロルを意識することとなった。手が触れたり、スズネやエリーゼやミュウやキャロルが笑顔を浮かべたり一緒にいるだけで心臓がドキドキと高鳴ったりした。当然ながら、その変化にエリーゼやスズネやミュウやキャロルやハクカに気づかれ、訝しられたのだ。俺は、5人に素直に事情を説明したのだ。 「桃色カバさんなのですか?」 「ああ・・・正直、そこでかけられた術が原因なので悪かった」 「ルーク様が悪いわけじゃありませんから」 「そうだよ」 「うん」 「は…

https://tennsei.memo.wiki/d/%a4%bd%a4%ec%a4%cf%a3%... - 2020年08月12日更新

それは53

 俺、リッド、ヴェル、エル、ブランタークさんと共に王都郊外にある森を目指して歩いていた。  なんでも冒険者ギルドから特別依頼を受けたらしい。  そして、俺達一行にアームストロング導師も同行していた。 「あの、なぜ導師は俺達と一緒に?」 「うむ、今回の魔物は少し厄介なのである」 「いえ、そういうことではなくてですね・・・・俺達はまだ未成年ですし」 「カテゴリーで言うと魔物であるのだが、この『桃色カバさん』は魔物の領域に住んでおらぬのでな」  理由を聞いても彼は『桃色カバさん』の話しかしてこない。 …

https://tennsei.memo.wiki/d/%a4%bd%a4%ec%a4%cf%a3%... - 2020年08月12日更新

それは45

「なあ、ルイーゼの師匠って誰なんだ?」 「さあ? ボクも聞いてないし。ヴェルやルークは?」 「何となく想像がつくけど、言いたくないなぁ……」 「あの人だよな?」  9月。  季節は、夏から秋に移り変わろうとしていた。  俺とルイーゼとヴェルはなぜか同じ場所に向かって歩いていた。  この15日は、比較的平穏の日々であった。  グレードグランド討伐&男爵叙勲パーティをザフト家で開いたりした。発案者は、トガーさんである。なんでも貴族としてのパーティを開かなければならないそうだ。  参加者は、ラングレー…

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それは40−1

「ルークが、竜退治みたいだよ」 「・・・大丈夫かな」  ハクカが不安そうな顔をうかべていた。 「しかし、ルークの奴。出世していくな」  才能があるから当たり前ですが、リッドからすれば心配なのでしょう。  いくら剣の才能があるとはいえ王都の騎士団に行けばリッドを超える腕前の騎士など沢山います。  私も同じで、剣術で私に勝る人など沢山います。身近な例で言えば、リッドです。 「ついでに面倒なのも増えたわね」  なぜトガー様が形式だけでもルークの家臣という事にしておけと言ったのかが、ここ数日で良くわか…

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それは36

「はあ……。疲れた……」  その日の夕方、アンディ兄さんの結婚披露パーティーは無事に終わっていた。  花嫁さんも含めて、アンディ兄さんは役場の同僚や友人達から暖かい祝福を受け、ハクカ達もそれに混じって楽しい時間を過ごしていたようだ。 「大変だな。やっぱり、モンジェラ子爵がしつこかったのか?」 「いや、あの人は抑えに回ってくれたんだ。おかげで、アレでもマシだったんだから」  一方の俺とヴェルはと言うと式の間中ずっと多くの参加者達に囲まれ続けていた。  この時になって、俺はようやくアンディ兄さんの謝罪…

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