「ただいまもどりました」
「お帰り、リア」
「はい」
リアが帰宅した広間では、ラングレー公爵と夫人が待ち構えていた。
「楽しめたようだな」
「はい」
リアは、今日の出来事を話した。
「そうか」
「それでお花ね・・・・カランコエ」
「カランコエですか」
「花言葉は、幸福を告げる、たくさんの小さな思い出、あなたを守るかしら・・・・あなたを守るが正しいかしら」
「・・・マリア・・・お花をかざってください」
「はい」
マリアが花を飾るために去っていきました。
「リアの騎士ね」
「きしですか」
「これからたくさん思い出を作っていけばいいわ」
「はい」
私はお母様の言葉に素直に頷きました。
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