ケイの転生小説 - 八男って27−1
 今日は、冒険者予備校の入学式です。
 ヴェンデリン君が自己紹介をすると全員が注目しています。
 それもそのはず、ヴェンデリン君は、冒険者予備校で唯一魔法特待生だからです。
 ルークが調べたところ魔力量は1万3000ぐらいだそうです。
 ルークがリッドという男の子と仲良くなっていました。
 私のほうは、
 
「私の名前はミュウだよ。あなたの名前は」

「ハクカです」

「・・一緒に狩猟しない」

「ルークに聞かないと分からないけどいいかな」

「いいよ」

 胸下まである白銀の髪、薄紫色の瞳の少女に話しかけられ、アルバイトに誘われました。
 冒険者予備校が終わり、料理をしたり

「・・・それで、ミュウちゃんが・・・一緒に狩猟したいから誘われたんだけどいいかな」

「構わないぞ、俺もリッドに誘われたからな」

 今日の出来事を語り、ルークにそのミュウちゃんも一緒に狩猟する事を伝えたら了承してくれた。
 お風呂に入り、魔法の訓練をしています。
 聖属性を圧縮して球状にして複数の聖属性の同時使用です。
 的目掛けて打ちます。

「なかなか上手にならないよ」

「まあ、仕方ないか」

 それが終わると毛布を敷きます。

「・・・入ってもいい」

「・・・ああ」

 ルークの許可を貰い、毛布の中に入ります。
 そして、ルークが毛布の中に入ってきます。
 私は、あまりの恥ずかしさにルークから離れようと動いたけど

「夜は冷える」

「・・・うん」

 ルークに抱き寄せられてしまった。

 ドキドキ

 と心臓が高鳴っているよ。
 
 ・・・治まらないよう。

 寝れるかな。

 いつしかルークに抱き寄せられたまま寝てしまった。