――コンコン。
扉をノックするも返事はなし。
そっとノブを回し、部屋に侵入した。
部屋の奥でソファに相坂の姿が目に映る。
「やら……やらぁ……イクの……あっ、だめッ……また、イキそうッ……ああああ……イクッイクッ、イグぅッ……アッ、アッ、アッ」
ビクビクと相坂の体が痙攣し、絶頂を知らせた。チェック柄の制服のスカートが捲れ上がり、その下から純白のショーツが覗いている。愛液なのか尿なのかも、もう判別が付かない体液が白いショーツを汚し、濡れそぼった股間から太股を伝わって垂れていた。
舌っ足らずのような甘ったるい嬌声を放ち、絶頂を口にする相坂にいつもの凛とした面影など一切ない。まるで恋人に縋るような甘く切ないその口調に、俺は股間のものがムクムクと起き上がりはち切れそうになる。
今まで太股を抑えていた手が徐(おもむろ)に動き、細く長い指先が股間をなぞり出す。もう片方の手は豊満な胸へと伸び、ワイシャツの上からクリクリと乳首を弄(もてあそ)んでいる。
くちゅくちゅと卑猥な水音をたて、指先が何かを探っているのが分かる。ショーツの隙間から指先が侵入し、ちらりとはみ出した小陰唇と真っ赤に充血したクリトリスに辿り着くのが見えた。
「あッ……クリ、いぃ……あんッ……いいのぉ……はぁ、はぁ……ずるずるするの、きもちいぃ……あああ」
目の前の光景にゴクリと生唾を飲み込む。
視線の先には、普段の相坂からはちりほども窺い知れぬ、なまめかしい嬌態に感動すら覚えた。
本来の相坂がこうなのか、それともあまりに強烈な快感に思考が麻痺してるのか……どちらにせよ、丸っきり別人のように幼稚な口調で喘(あえ)ぐ相坂栞の姿に、俺は興奮を隠せなかった。
今、手を出せば……。
頭の中で悪魔が囁き、もう少しで理性を失いそうになる。
今の相坂は快楽の波に全て押し流されていて、誰に何をされようがより快感を得る事にしか頭にないはず。
「もっと……もっとぉ……きもちぃのもっろぉ」
相坂が何かを探すようにソファから崩れ落ちた。
床に落ちた栄養剤の小瓶を見付けるなり、飛び付くように口にする。
だが、中身はほとんどこぼれ落ちており、逆さまに傾けた瓶の先から相坂が伸ばした長い舌の上にポトリと数滴、落ちただけだった。
「はぁ……はぁ……んんんぅ」
切なそうな吐息が漏れ、とろんと落ちきった相坂の眼光が、床にこぼれ落ちた液体に止まる。
それを見付けた途端、相坂は獣のように這いつくばり、床のものまで舐めはじめた。
即座に現れる反応。
再び、ガクガクと身体を痙攣させながら右手で股間を探り、ぐちょぐちょと掻き回し始める。そのたびに相坂の股間から、プシュップシュッと体液が水飛沫(みずしぶき)のように飛散していた。
――同級生のオナニーシーン。
しかも、容姿だけみれば抜群の美少女である相坂栞の自慰。
そんなものを見せ付けられたら襲い掛からないほうが異常である。
俺は、オナニーをしている相坂のもとに向かった。
「くぅうぅ……はぁぅっ……!あ、あへ……あっはぁ……」
半開きの蕩けた目。口からは舌がだらしなく飛び出す。
俺は相坂のブラジャーとパンツ無理矢理脱がす。
「ゃぁぁっ・・・は・・ざ・・・ま・・・!」
「いいよね……。相坂さん……ッ!」
「……ん……ぉ……の・・・」
仰向けの美少女のおまんこを眺める。
柔らかそうな大陰唇と小陰唇が、肉棒を待っているかのように、ぴくりぴくりと動いていた。
そして膣口はパクパクと開いている。
愛液がぬるっとおまんこ全体を濡らしているため、暗い中でもいやらしく光り、余計に性欲が増す。
ピトリと肉棒を膣口にあてがう。そしてゆっくりと、膣内と挿入していく。まずは亀頭が相坂栞の膣に迎え入れられ、次に竿がグブグブと入り込んでいき、処女膜をブチブチと突き破った――。
俺は童貞を、卒業した。
「ん゛あああああッ……?!や……あぁ……っはいってるぅ……どんどん……はいって……るうぅぅぅっ」
「くっ……。もっと……奥に……!」
固く勃起した肉棒が、ずちゅんっ……!と徐々に相坂栞の膣の奥へ挿入される。
ヌメヌメとしていて、どうやらよほど僕に挿入されたことに悦びを感じているらしい。
更に僕はゆっくり腰を沈めていき、一気に根本まで相坂栞に呑み込ませた。
「あひっ……やあああああああっ……!?」
「ぐぐ……く……はぁぁっ!入ったっ!全部ッ!」
俺は相坂栞の顔を眺めながら、必死に『自らの快感のためだけ』に、腰を強く打ち付け始める。愛液が絡みついてくる淫らな膣内を犯し尽くしていく。
パンッ……!パンパンパンパン
俺の腰と相坂栞の腰がぶつかり合う。
「ひあぁんあんっ、ああぁんっ……んお゛ぉお゛っしゅごくきもちいよぉぉぉぉぉ……――ひあぁあ゛ッ!?おちんちんおっきぃーよぉぉ……はげしっ……あ゛ッ、んひぎぃいッ……」
正常位。仰向けの雌を、雄が覆いかぶさって腰を振る。種付けを行う。
俺は依然として腰を強く、相坂栞に打ち付ける。
――――パンパンパンパンパン……!
肉と肉がぶつかり合う音。子供をつくる音。気持ちいい音。
そして内部ではぐちゅぐちゅと粘液が絡み合う音。
喘ぐ美少女。腰を突くたび、ブラウスから溢れた乳がぶるんぶるん揺れる。
縦横無尽に乳は揺れた。
「あうっあううんっ・・・きもちいいぃっらめぇあぁぁん……あんあんあんっ……もっと・・・……突いて!あんっあんっ」
「突いてるっ……だろっ……ほらっ……!」
「やぁんっ…ひああああんっ!!」
ガンガンと激しいピストンを繰り返し、込み上げてきたものを思いっ切り相坂の膣内に放出してやる。
対面座位になり俺の股間の上に跨がりながら、必死に腰を振り続ける女が目の前に居た。
髪の毛をめちゃくちゃに振り乱し、一心不乱になって腰をぶつけ合う事にしか頭にないのだろう。
「あああ……もっと……もっと。良いのッ、このおちんちん良いッ」
太股からベッドのシーツまでぐっしょりと濡らすほど大量の愛液を放出し、俺の身体に、ひしとしがみつきながら絶叫を上げている。女は快楽の虜となり、乱暴に犯される事だけを切望しているようだった。
「はぁはぁ……イクッイクッ……凄いのぉ……気持ち良くて……あっあっあっ!」
ジュボッ、ジュボッと泡立つような本気汁をそこらじゅうに撒き散らし、大きく開け放った口元から涎がダラダラと垂れ落ちる。眼球はひっくり返り、もう何物も写していないのが分かった。
ガクガクと身体を大きく痙攣させ、深い絶頂に入ったまま帰って来ない状態らしく、はぁはぁと過呼吸を繰り返し、頭だけがユラユラと揺れ動いている。
「はぁはぁ……アッ……はぁ……アッ……はぁはぁ……」
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