ケイの転生小説 - 異世界山賊3
 ベッドの上。
 俺は仰向けになった勇者の上にのしかかり、少女の細い両手首を引っ掴んで、バンザイの格好でベッドに押さえつける。

「あ……」

 鎧を脱がされ、黒のアンダーに赤のミニスカートという姿の勇者。
 その麗しい肢体が、俺の眼下に無防備に晒されている。

 本来、少女の大事な部分を隠す役割のミニスカートは、淫らにめくれ上がってその役割を放棄。
 彼女の恥部を、あられもなく露出している。

 また、そこを守る最後の砦であるはずのショーツは、彼女自身の愛液でとっくの昔にぐちょぐちょに濡れそぼっていて。
 そんな役に立たない物はさっさと半脱がしにして、膝に引っかけてある状態だった。

 その勇者のさらけ出された恥丘に、俺は自分のいきり立ったモノを押し付けてゆく。

「くぅんんっ……!」

 俺の能力に身体を侵食され、発情しっぱなしの勇者は、それだけで軽く喘ぎ声を上げてしまう。

「はぁ……はぁ……」

 俺に組み敷かれた勇者が、艶っぽい表情で俺から視線を逸らす。
 本来ならば恐るべき力を持った勇者も、今や俺の能力に侵食され、ただの発情した雌犬でしかない。

「何だ、もの欲しそうな顔しやがって。こいつを早くぶち込んでほしいのか?」

 俺が凌辱モノに定番の台詞を吐いてやると、勇者はキッと俺を睨みつけ、

「ふざけないで! 誰がそんな──」

 などと健気に反抗する素振りを見せたので、

「──あ、がっ……!」

 俺はさっさと、彼女の中に太いモノをぶち込んでやった。

「はぐっ……か、はっ……」

 勇者の小さな体の、慎ましい性器には見合わない太さのモノを、ずぶずぶと無理やりに突き入れてゆく。
 途中、ぶちんと何かを破ったような感触があったが、お構いなし。

「あっ……あ、あ……こん、な……」

 勇者が、その瞳から涙を流す。

「どうだ、勇者様。見下していた山賊に、処女を奪われる気分は」

「うっ……こ、殺してやる……! 絶対に、絶対に殺してや──か、はっ……!」

 そうやってまだ反抗する元気があるようだったので、俺は最後の一押しを叩き込んでやった。
 それで、勇者の芯を貫く肉棒の先端が、奥に突き当たった。

「はっ……あっ……あ……」

 勇者は、本来入るはずもないような太さのモノを奥まで突き込まれ、もう息も絶え絶えになっていた。
 だがもちろん、それで終わりにはしない。

「ひぎっ……! あっ……や、やめ……そんな、今動かれたら、私──あがっ、ああああああっ……!」

 俺は欲望の赴くままに、組み敷いた勇者に対して、乱暴なピストン攻撃を仕掛けてゆく。



「ああっ、あんっ、あああっ! くっ、あっ、あふっ、あっ……!」

 しばらくの後。
 ベッドで仰向けになった俺の上で、ポニーテイルの赤髪勇者が躍っていた。

 今は黒のインナーだけでなく、鎧も再度着せ直し、コスプレ的な状態。
 その勇者が騎乗位で俺の上に跨り、俺が腰を跳ね上げるたびに嬌声をあげている。

「あんっ、あっ、あふっ、あっ……!」

 最初悲鳴ばかりだった勇者の叫びも、今はすっかり喘ぎ声に変わっていた。
 女神の時と同様に俺が発情能力を強化発動したのと、太すぎるモノにも慣れてきたというのもあるんだろう。

「へへっ……随分と感じてるじゃねぇかよ、勇者様」

「あぅんんっ! ふあっ、あんっ、あっ……! そ、それは……あんた、のっ……!」

「俺のイチモツがデカくてたまんねぇかよ」

「違っ、そうじゃ……でも、大きすぎ、るっ……!」

「はははっ! 勇者とか言って、中見はとんだ淫乱だな」

「あんっ、あっ、あんっ……! ダメっ、こんなっ、こんなのっ、あああっ……!」

 ずりゅっ、ずりゅっ。

 赤のミニスカートの中、下着だけを脱がされて繋がった連結部。
 それが跳ね上げられるたび、鎧姿の勇者が身を悶えさせ、喘ぎ叫ぶ。

「あんっ、あっ、ふあっ……もう、ダメっ……私……もうっ……!」

「んじゃ、そろそろ出すぜ」

「ああっ、あっ、いっ…………えっ……?」

 俺は自分の毛むくじゃらの両腕を勇者の背に回し、その上半身をギュッと抱き寄せる。
 勇者は何を言われたか分からないと言う表情で、俺の腕の中で目を真ん丸にしている。

「俺の精液を、膣内(なか)に注いでやるって言ってんだよ。しっかり受け取れよ」

 そこまで言ってやると、ようやく事態を理解したようだ。

「そ、そんな……んんっ! あっ、あふっ……ま、待っ──」

 だけど、待てと言われても、もちろん待たない。
 俺は勇者の上半身をギュッと抱きしめ──

「ダメっ、だめっ、中は、膣内(なか)は──ああああああっ!」

 ──どくっ、どくっ、どくっ……。

 勇者の膣の奥、子宮の中に精をたっぷりと放出してやった。

「ふああっ……う、そっ……私の中、熱いの……入って、きて……そん、な……」

 俺の毛むくじゃらの胸板の上で、中出しの感触を味わう勇者。

「んあ、あっ……いっぱい……いっぱい、入ってくる……私、勇者なのに……犯されて……中出しされて……」

 ──びゅるっ、びゅるるっ……。

 やがてその射精も終わると、びくびくと感じ入っていた勇者が、俺の胸板の上にくてっと倒れた。
 そして、

「はぁっ……はぁっ……よ、よくも……」

 俺の腕の中で、勇者が上目遣いに睨みつけてきた。
 あれだけ感じ入っていて、よくもも何もないと思うが。
 俺はその勇者の赤い髪を愛しげに撫でながら、言ってやる。

「お前はもう勇者じゃない。これからは俺の精奴隷だ。分かったか」

「くっ……ふ、ふざけないで……誰がそん……んむっ……」

 勇者が皆まで言う前に、唇を塞いでやる。

 まあ、その調子で抵抗してくれていてもいいぞ。
 そういう強情なのを堕とすのも、また楽しみなんだからな。


 数時間後

「ふあっ、あっ、あんっ! もうっ……や、やめっ……」

 着衣をすべて脱がされた赤髪ポニテの勇者は、今は立ち姿勢で両足を抱え上げられて前から突き上げられる。

「こっ、こんな…………あんっ、ああんんっ……!」

 あれだけ犯し続けてやったあとなのにまだ元気に喘げるんだから、さすが勇者、大した体力だ。
 言っても、その分だけ元気に犯され続けるだけなんだが。

「あはぁっ、あんっ! わた、しが……こん、なっ……やつにぃ……あん、あっ、あふっ、ああっ!」

 前から突き上げられて、勇者は高みに上って行く。
 そして──

「くうぅぅぅぅんんんっ!」

 ガクガクと体を震わせ絶頂した。

「は……あっ……」

 ぐったりとして、もたれかかる勇者
 その両腕はだらりと垂れ流され、目は焦点が合っていない。

 そうして絶頂の余韻で放心していた勇者だったが、

 ドスン

 とさらに前を貫いて、勇者の奥までぶち込む。
 そして再び、連続突き上げ攻撃が始まる。

「あっ、ぐっ……あっ、あっ……そん、なっ……いまっ、敏、感っ、なっ、てっ……あっ、あんっ……んんんんっ……!」

 ──どくっ、どくんっ。

「ふあっ……また、また熱いのっ……熱いの入ってくるぅぅぅ! ふあぁぁぁぁああああっ!」 

 イッたばかりだというのに再び絶頂させられる勇者。

「あっ……あ……」

 そうして絶頂の余韻に浸っている勇者。

「あっ、や……ま、待っ……少し休ませ──んあああああっ!」

 余韻冷めやらぬうちに、太いモノに貫かれる。

「あっ……あむっ……んっ……んはっ……」

 恍惚とした表情で精液を受け取る勇者。
 この世界の強い女たちのすべてを奪い尽くすまで、俺の略奪は終わらねぇ。