ケイの転生小説 - 異世界山賊2
「あ……あ、あ……あ……」

 およそ1時間後。
 俺の前には、純白のドレスに包まれた矮躯を白濁まみれにした女神が、瞳から光彩を失ったレイプ目状態で転がっていた。
 その体はぐったりと力を失い、ぴくぴくと痙攣を繰り返している。

 ようやく少し満足した俺は、ベッドに腰掛けて、いまだ神々しいオーラを放つ女神のレイプ後姿を愛でていた。
 と、そこに部屋の扉を開けて、1人の小男が入ってきた。

「頭(かしら)! 大変です!」

 そう言って入ってきた、いかにも山賊の下っ端らしいこの小男は、多分山賊の頭領である俺の部下なんだろう。
 この俺の体が、それまでどう振る舞っていたのかなんて知らないが──とりあえず適当に話を合わせてみるか。

「何だ、騒がしい。俺の楽しみを邪魔するほど大事な話か?」

「ひいいいいっ! す、すみません! ……っつか頭、いつの間にそんな上物のガキ連れ込んだんすか」

「やらねぇぞ、こいつは俺のだ。で、何が大変なんだよ」

「あ、そうでした! どうも近くの村に、旅の女勇者が来たらしいんですよ。んで、俺らが村で略奪してるって話を聞いて、俺らを退治するって息巻いてるらしくて……やばいっすよ、早く逃げないと」

 ほう、勇者ね。

「おい、その勇者ってのは強いのか?」

「な、何言ってんですか頭。勇者だけはやばいっすよ。その辺の兵士だの騎士だのとは桁が違います。頭だって聞いたことぐらいありますでしょ、うちよりでかい山賊団が、勇者たった1人に全滅させられたって話。だいたい、ドラゴンだって1人で倒しちまうようなバケモノなんですよ?」

「そりゃ面白れぇじゃねぇか」

「え……ちょ、ちょっと待ってくださいよ、頭。まさか勇者とやり合う気なんですか? そりゃ頭は強いですけど、いくらなんでも……」

「……あ? お前、俺が負けると思ってんのか?」

「ひいいいいいいっ! そ、そんな滅相もないです! か、頭が負けるわけないじゃないですか、勇者なんかイチコロっすよね。へへ、へへへ……」

 あ、失敗した。
 こいつ勇者が来る前に逃げそうだな。
 まあいっか。



 で、半日後には勇者が攻めてきた。
 単身で山賊の砦に乗り込んできたから、とりあえず部下たちを迎撃に向かわせたが、あっという間に部下たちが逃げ出した。

 で、その勇者様が今、山賊砦の頭領の部屋で、俺と対峙している。

 赤髪ポニーテイルの美少女で、衣服は黒を基調にした動きやすそうなもの。
 金糸の刺繍が施された赤のミニスカートからは、すらりとした足が伸びており、その足に穿いた黒のニーソックスとの間になかなか見事な絶対領域を作り出している。

 そしてそれらの衣服の上から、赤色の光沢を放つ鎧を身に付けていた。
 胸部に胸当て、手足に篭手とすね当て程度の軽装の鎧だ。

 そして、手には彼女の身の丈ほどもの長さのある大剣(グレートソード)を携えている。
 その華奢な体で使いこなせる代物には見えないが、部下たちとの戦いを見ている限り、この勇者はそれを何の苦も無く振り回しているようだった。

 彼女は今、俺の前でその大剣を片手で悠々と肩に担ぎ上げると、気怠そうに言う。

「あのさあ、あんたたち、弱いくせにいちいち悪さ働くのやめてくれない? こっちだっていちいちぶっ飛ばしに来るの、めんどくさいんだからさぁ」

 こいつ、完全にこっちを舐め切ってるな……。
 あ、欠伸しやがった。

「へっ、勇者様よぉ。そうやって余裕こいていられるのも、今のうちだぜ」

 俺がそう言ってやると、勇者は大きくため息をつく。

「まったく……どうしてこういうバカどもって、身の程を知らないのかしら。嫌になっちゃう」

 身の程ねぇ……。

「そう思うんなら、かかってきたらどうだ、勇者様」

「……はぁ? あんた武器も持ってないじゃない。向こうの壁に立てかけてある巨大斧(グレートアックス)は何、飾りなの? 待っててあげるから、ほら、さっさと取ってきなさいよ」

「なぁに、気にするな。お前さんごとき、素手で十分だってことだよ」

 この俺の発言には、さすがの勇者様もカチンと来たようだ。

「ほ、ほほぉう……私相手に、武器もいらないと来た。……いいわ、わかった。バカ相手にこれ以上、時間と神経使うのはやめるわ」

 そう言って、片手で大剣を軽々と持ち上げる。

 そうだな。
 こっちもそろそろ──茶番はおしまいにするか。



 勇者が地面を蹴る。
 10mはある距離をわずか2歩。とんでもない速度で距離を詰めてくる。

 勇者が大剣を振り上げる。
 速い。とてもじゃないが、俺が避けられるような速度じゃない。

 だが──

「──っ!?」

 その大剣が振り下ろされようとしたとき、勇者に異変が起こった。

 大剣は振り下ろされたが、狙いは俺を外れ、俺が立っているすぐ横の地面に叩きつけられた。
 爆音がして、床石が大きく抉られ、大剣は地面に深々と突き刺さる。

「なっ……あ……」

 勇者は俺の目の前で、剣を振り下ろした姿勢のまま、動かなくなっていた。
 その顔に浮かぶ表情は、困惑と狼狽、焦燥──そして、羞恥だ。

「はぁっ……はっ……んっ……くぅっ……何、よ、これ……」

 スカートからすらりと伸びた両脚が、徐々に内股気味になってゆく。
 地面に突き立った大剣にすがりつくようにして、勇者の体ががくがくと震えてゆく。

「は……ぁっ……」

 勇者の頬が紅潮してくる。
 大剣にしがみついてようやく立っていた勇者が、それすらも困難になってきたようで、徐々に崩れ落ちてゆく。

「よぉ。さっきまでの威勢はどうした、勇者様」

 俺は勇者の前に悠然と立ち、その赤髪の美少女を見下ろしながら言う。

「あ、あんた……何を、したのよ……」

 崩れ落ちる寸前の勇者が、まなざしだけは鋭く、上目遣いに俺を睨みつけてくる。
 いいね。屈服させたくなる、いい目だ。

 俺はおもむろにズボンを下ろし、そそり立ったイチモツを取り出した。

「なっ……!」

 目の前に汚らしいものを披露されて、驚きに目を見張る勇者。
 その勇者の頭を、俺の毛むくじゃらの手が引っ掴んで、肉棒の前まで無理やりに引き寄せる。

「んんっ……な、何をっ……くさ、い……」

 鼻先に俺のモノを押し付けられた勇者は、涙目で顔を逸らそうとするが、その頭を掴んだ俺の手がそれを許さない。
 そして、

「ふあっ……ああ、あっ……」

 鼻先で男根の匂いを嗅がされ続ける羽目になった勇者は、やがて蕩けた表情を晒し始める。

 発情能力、すげぇ効果だな。
 でも面白いから、言葉責めで虐めてやろう。

「はっ、蕩けた顔しやがって。何だ、こいつの匂いがそんなに好きなのか?」

「……えっ?」

 俺の言葉で正気を取り戻したらしく、押さえつけられた頭をぶるぶると振る勇者。

「なっ……ち、違うわよ! そんなわけないでしょバカ! この汚物、さっさとどけなさいよバカ!」

「断る。むしろ咥えろ」

 俺は汚物呼ばわりされたそれを、勇者の清廉な口の中に、無理やりにぶちこんでやった。

「──うぶっ!」

 そしてそのまま、押さえつけた頭を前後に動かして、勇者の口の中を無理やりに犯してゆく。

「ふぐっ、おっ、おぶっ、うぐっ……!」

 勇者は涙目になって、俺に乱暴されるままになっている。
 じゅぷじゅぷと勇者の唾液が俺のモノに絡みつき、それが勇者の口元をも汚していく。

「なかなかいいな……そろそろ一発出すぜ」

「ふぐぅぅぅっ!? ふむぅっ! ふむぅぅぅううっ!」

 勇者はイヤ、イヤと首を振るが、もちろんそんなものは知ったことじゃない。

「おらぁっ!」

 俺は勇者の口の中に、思いっきり射精してやった。

 どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ

 勇者の口に突っ込んだチンポから、勢いよく精液が吐き出される。

「ふぐぅぅぅぅっ! んっ、んぐぅぅぅううううううっ!」

 大男(おれ)の手に頭を取り押さえられた勇者は、逃げることもできない。
 涙を溜めた目を見開いて、俺の精液を口の中に受け取っていく。

 勇者の口の中が精液でいっぱいになった頃を見計らって、俺はチンポを引き抜いた。
 さらに無尽蔵なほど続く射精を、今度は勇者の顔にぶつけてやる。

「うぇっ、げほっ……! おぇぇええっ!」

 口を解放された勇者は、なおも続く俺の射精を顔に髪にと散々に受けながらも、口の中の精液を吐き捨てる。

「けほっ……はぁ、はぁ……うぶっ……ふあぁっ……」

 やがて白濁のシャワーがやむ。
 俺は顔と赤髪を白濁液で染めた勇者の頭から手を除け、ようやくの自由を与えてやった。

「はっ……あ、ああ……」

 勇者はくてっと座り込んでいた。
 首から上を白濁に染めた赤き勇者にもはや抵抗心は見受けられず、恍惚とした表情でへたっている。

 俺はその白濁の勇者の前にかがんで、太い片腕で勇者の華奢な体を抱き寄せる。

「あ……」

 女の顔で、為されるがままに身体を預けてくる勇者。
 俺は片腕で勇者の体を抱いたまま立ち上がり、もう片方の手で彼女の股間の大事なところを弄り始めた。

 その手技はミニスカートの上から、衣服越しのものだったが、

「んんっ……んっ、くぅ……」

 俺の腕の中の勇者は、快楽に耐えようとするかのように、ぎゅっと目を瞑る。

「どうした、もう降参か?」

 俺が声を掛けると、勇者はハッとして目を開く。

「くっ……うるさい……こんなの……んっ、くぅぅぅっ!」

 そうすると一旦は抵抗心を取り戻すが、俺が彼女のミニスカートの下、ショーツの中に手を突っ込んで直接そこを弄りだすと、再び耐えきれなくなったかのように喘ぎだす。

「はっ……はぁっ……あんたなんか……殺してやる……絶対に、ぃぃぃぃいいいいっ!?」

 俺の無骨な指が勇者の割れ目の中に入り込んでゆき、別の指が彼女のそこにある豆を転がす。
 俺の腕の中で胸板に身を寄せ、それでも屈服するまいとする勇者。
 だが──

「はっ、あっ、だめっ……それ以上は、もうっ……んんんんんっ!」

 ころころとクリトリスを弄り続けていたら、遂には達してしまったようだ。
 声を押し殺した、しかしひときわ大きな喘ぎ声を上げたかと思うと、勇者の体が俺の腕の中で、びく、びくと痙攣した。

「はあ……あ……あ、あ……」

 快楽に浸った表情で脱力する勇者。

「よし、んじゃそろそろ本番行くか」

 俺はその華奢な体を抱きかかえて、ベッドまで運んでゆく。