様々な小説の2次小説とオリジナル小説

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「予想外ですが、これは嬉しい誤算ですね」

「ルークの坊主のことですか?」

「ええ」

 園遊会が終わった夜。
 私は、ブランタークと話しています。
 重荷のひとつが取れて嬉しいですね。
 何しろ、魔の森と天地の森の出兵の遺産が手に入りましたからね。

「・・・重荷が取れたと思うべきですか」

「そうですね。後は、父や祖父たちのアンデットを浄化するだけですね」

「ヴェルとルークの坊主に依頼するにしても、ブライヒレーダー辺境伯家から誰をつけるので」

「・・・そうですね。・・・・イーナさんですかね」
「・・・そうですね。本来ならイーナさんかルイーゼさんといいたところなのですが、経緯を考えますとルーク君のパーティメンバーにするわけにいきませんし・・・」

「・・・ルイーゼの嬢ちゃんを外したのは、評判ですか」

「ええ・・・さすがにルーク君も嫌がるでしょう」

「確かに・・・強引な加入で疑われている状況でルイーゼの嬢ちゃんに任せたら下手をしたらブライヒレーダー辺境伯家の評判が落ちますぜ」

「視察団もここぞとばかりに攻撃しそうですからね・・・イーナさんには自然にパーティメンバーに加わっていただきたいですね」

 私は、家臣に指示を出し、ファブレ騎士家に遺産を返還することにしました。
 心証を良くするために、ファブレ騎士家のお兄さんの結婚式を後押ししておきましょうか。

「バウマイスター騎士家のほうは?」

「残念ですが、遺産が手に入ったのは、ファブレ騎士家だけですね」

「了解しました」

 バウマイスター騎士家の遺産は、ヴェンデリン君が持っていますからね。
 これに関しては、強制する権利はありませんし、ヴェンデリン君の物ですからね。
 むしろ遺産を無条件に近い形で返還したルーク君の方が、少数派ですね。



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