様々な小説の2次小説とオリジナル小説

「これはこれは鳳凰院のお嬢様。さすがでございますなぁ」

「さすが?」

 松涛迷宮一階層の出口を全受験生の中で一番にくぐった美少女が、豪奢な金髪を掻き揚げながら、声をかけて来た試験管理官につまらなそうに口を開いた。

「さすがも何も、目を瞑ってでも達成できる課題に何か意味があって?」

「いや、お譲様が一番にお戻りでしたので」

「些少なことよ。運にもよりますわ」

 そう言って鳳凰院麗華は差し出された白いタオルを固辞し、実際汗一つかいていない美貌を管理官達に見せつけながら、受験者控室まで歩いた。この時点で実は管理官たちの大半が一度はズボンの中で射精していた。歩くたびにゆれる豊かな胸。きゅっと引き締まった尻。すべてを踏みつけてきたような白い太もも。
 麗華は、無用な気遣いをしようとする多くの管理官達を退けながら女王の様な風格で歩を進める。

「ではお嬢様。こちらに端末を載せてください」

「面倒ね。言っておきますけどスキルは・・・」

「当方では学徒のプライバシーを尊重しております。読み取るのは現在のステータスと敵対生物の情報だけでございます」
 (どうだかね)

 鳳凰院は管理官の慇懃な態度を鼻で笑いながら、彼が指し示した機械の上に端末をかざす。ピと音がして、管理官の背後のディスプレイに何がしかの情報が表示された。

 『学徒番号(推薦枠):0000000003
固体名:鳳凰院 麗華
レベル:漆
種族:人類
筋力:5823
敏捷性:6003
知力:6821
魔力:10042
魅力:5926

6/22 松涛迷宮での敵対生物掃討数 81
取得経験点:481 次のレベルアップまで1,208,042』

どよどよと管理官達がざわめく。麗華は小さく欠伸をしながら控室に向かって歩いていく。

「休んでもよろしくて?」

「も、もももももちろんでございます!」

 麗華に声をかけられた若い管理官は、前かがみになりながらそう答えた。大きく張り出した股間の先は、染みになって濡れていた。


 それからほんの数時間ほど控室でまどろんでいた麗華は、ふたたびどよどよとし始めた管理官たちの気配で目を覚ました。

「あら?この気配は・・・」

 麗華は寝台から起き上がると、自分の周囲で自分を見ながら自慰をしていた学徒たちに一瞥をくれることもなく控室から外に出る。
 そこでは、端末を機材にかざし、困惑気味にしている小さな、しかしとても可愛らしい美少女の姿があった。

「・・・嘘でしょう」

 さしもの麗華も目を疑った。ついさっき迷宮内で小便をもらしていた少女に間違いなかった。たしかに敵対生物を枯死させるという珍しいスキルを持っているとは思ったものの、こんなにも魅力的で(麗華には劣るが)魔力にあふれた少女であったろうか。

 ディスプレイに表示されたステータスを見て、麗華は再び目を見張った。

『学徒番号(仮発行):8097669005
固体名:夕闇 茜
レベル:壱
種族:人類
筋力:1092
敏捷性:1022
知力:65
魔力:122
魅力:320

6/22 松涛迷宮での敵対生物掃討数 12
取得経験点:58,069 レベルアップ要件を満たしています』

 もちろん未だ麗華とは比べるべくもないが、今回の受験生の中ではトップクラス。学閻でも100番台にはランクインしておかしくないステータスである。
 管理官達がさわぐのも無理もない。
 この少女は規族ではない。最下層の隷奴なのだ。しかもたった12体の敵対生物しか倒していないというのに膨大と言っていい経験点を取得している。

「思ったより、遥かに面白い子ですわね」

 麗華はそう呟いて、茜に歩み寄っていた。すると警戒する様に別の美少女が茜と自分の間に立ちふさがる。こちらも茜と同等かそれ以上の実力を持っていそうだった。だが、不思議と彼女は麗華の興味を引かない。

「おめでとう。本当に突破できるとは思っていませんでしたわ」

「あ、あなたはさっきの・・・」

「鳳凰院麗華と言います。あなたは・・・茜、と言うのね。覚えておくわ」

「おい!貴様!下賎の分際で護国12院が一つ、鳳凰院のお嬢様に対等に口を利くな。まずはひざまずかんか!」

「ふえ?」

 茜が声に振り向くと、管理官の男が「う」と言って前かがみになった。今や茜は目が合うだけで並みの男なら射精してしまうほどの美少女だったのである。

「やかましい」

「ひぃ」

 そして追い討ちをかけるように麗華がじろりと男を睨んだ。
 ただそれだけで、男はその場にへたりこみ、小便とザーメンを同時にもらして気絶した。

「下等規族が。私の会話に割り込むなんて、身の程を知ったらどうです?さて、茜?」

「はぁ」

 茜のとなりでは、さきほどの美少女が犬歯を剥き出しにして麗華を威嚇している。殺意すら混ざったその視線を心地よく受け止めながら、麗華は茜に微笑みかけた。

「あぁ・・・」

「どうなさったの?」

「な、なんでもありません」

 茜がもじもじと内股を擦り合わせる。目が潤み、頬が赤くなっている。これが今の鳳凰院と少女の差だ。目が合っただけで失禁していたつい先ほどとは随分差が縮まっている。
 もっとも、本気で篭絡しようとすればその限りではないが。

「学閻で会えるのを楽しみにしてますわ。お互いを励みにがんばりましょうね」

「は、はい」

 鳳凰院はそう言って茜に背を向けた。まるで死者が発するような恐ろしげな殺気を、その背に心地よく受けながら。

 (退屈だとばかり思ってた学閻生活も、どうして少しは楽しくなりそうですわ)

麗華は心の中でひとりごちた。



「はぁ、はぁ、はぁ」

「どうしたの、のどか?んん、んちゅ」

 入学試験を突破した学徒候補生に解放された武蔵小杉の学徒寮に入るや否や、のどかは茜に抱きついた。そのまま濃厚なキスをしながら成長した胸をもみしだく。

「んちゅ、だって、茜が、ほかの女のこと見てるんだもん」

 のどかがそう言いながら茜のふとももに指を這わす。すでに勃起したペニスが、茜の胸を下から押し上げていた。

「ああん!きもち・・・じゃなくて、麗華さんのこと・・・?ああう!」

 服の下からもぐりこんだのどかの左手の指が、すべすべした茜の巨乳をとらえ、掌でもみながら乳首をこりこりと刺激していた。
 右手はすでに愛液で濡れたふとももを愛撫している。

 茜はのどかの意外な嫉妬心に驚いていた。何と言っても迷宮内では適正生物の死体に犯され捲くっていたのである。今更嫉妬するようなことがあるとは思っていなかったのだ。

「私は茜のものだよ?魂を捧げた、茜の奴隷。だから、ね?茜も私のものになって」 

「のどか・・・。んん、んちゅ」

 痛いほどに抱きしめられ、濃厚なキスをされる。
 柔らかい舌が茜の口の中をあますことなく嘗め回す。

 迷宮内での濃厚なセックスと緊張の戦闘が、二人をすでに離れられないほどに結び付けていた。

「いいよ、んちゅ。私はのどかのものだよ」

「本当?んちゅ、ほんとうに?」

 茜もまたのどかの豊満な胸をもみながらむき出しの肉棒の竿にそっと手を這わせた。

「あう!」

 茜の胸元までとどく長大なペニスをゆっくりと扱きながら、ローブを脱ぎ捨てると、自らの胸の谷間にペニスの先端を迎え入れてやる。

「あぁ・・・。茜、きもちいい」

「ふふ。んちゅ、のどかかわいい。ちゅ」

「ああ!」

 茜は少しかがむとペニスの先端を口に含んでしゃぶりながら、片手でのどかの乳首をいじり、もう片方の手で肉棒の竿をしこしこと扱いてやる。

「んちゅ、ちゅぱっ。んちゅ、じゅるるっるるうるるるっる」

 ふわりとしてやわらかい乳房の感触とみだらな舌使い、それに細い指が竿をしごく快感にのどかはすぐに上り詰めてしまう。

「茜!出る!出す!ザーメンはじけちゃう!!!」

 どっぴゅるるっるるるうるるるるるるるるるうううるるる!

「んぐ、んちゅ、ちゅぱ、うん」

 先端から噴出した白い液体を茜はごくごくと飲み干した。小さな口に入りきらなかったザーメンが、二人の胸の上にふりかかっていた。

「茜、いい?いれてもいい?もう我慢できないよぉ」

「いいよ、きて。デカチンコいれて。がんがんついて!」

 のどかは茜をベッドに押し倒すと、すっかり濡れそぼってくぱぁと口を開いた膣口に、長大なペニスをもぐりこませた。

「ああ、はう、でちゃう。入れながらでちゃううううううう!」

「ひゃん!でてるうぅ。熱いザーメン出しながら、ちんぽはいってくるよぉ!!!!」

 ザーメンの噴射を受けて、茜もまた絶頂し、のどかのペニスを扱きたてる。

「んちゅ、んん、ぷはっ、のどか、ついてぇ。ついてよぉ。何もかもわけわからなくなるまで、ついてぇ」

「んちゅ、んん、うん、つくね。魂が裏返って死んじゃうくらい、つく、ね、うん、んん、んん、ああ!気持ちいい!」

 のどかが茜の細い腰を掴み、がんがんと腰を打ち付ける。びしゃびしゃと突かれる度に噴出す潮が、二人の美少女をしとどに濡らす。
 茜も負けじと下からのどかの乳を掴み、先端に吸い付き、腰を振ってペニスをしごく。
 二人の美少女は恥も外聞もなくただただ獣のように腰をぶつけあっていた。

「きもちいいよ!茜のなか!すっごい!あん!ちくびぃ!ちくびもいいのぉ!もっとしてぇ!おっぱいもんでぇ!ちんぽぐちょぐちょにしごいてぇ!!!」 

「きもちいいよぉ!ちんぽ大好きになっちゃうのぉ!えぐって!えぐっていいよぉ!ちんぽ汁で御腹いっぱいにしてぇ!!」

「あぁ!出る!出ちゃうう!ちんぽの先からザーメン吹き出ちゃう!茜の子宮に子種汁叩き込んじゃうよぉ!あぁ、いく!いっちゃう!いっくううううううううううう!!!!」

 のどかは茜の乳房を掴むと、膣奥にペニスを突っ込み、痙攣しながらザーメンを爆射した。

「ふわぁ!!!!熱いのきた!すごい!ミサイルみたい!お腹のなかで熱いの暴れてるのぉ!ついて!ついて!ついてよ!最後の一滴まで出してぇ!」

 茜はそのまま起き上がり、のどかに抱きついた。座位の形になり、茜とのどかのクリトリスがこすれあう。

「ひぅ!ひぃ!ちんぽ扱きながらクリでいっちゃうぅぅ!!!」

「あかねぇ。あかねぇ。もっとつくよぉ!もっと。もっと突くよぉ!!!」

 二人の間でひしゃげる乳房。その乳首同士がこりこりと刺激しあって興奮をあおる。茜の小さなお尻をつかんで、のどかが腰を突き上げる。

「ひぃ!ひいぃのぉ!ひっちゃうのぉ!子宮ずかずか突かれてひぅん!ひっちゃうううううう!」

「ザーメン出るザーメン!ザーメンでるよ!あかねのぉ!アカネの中にザーメン汁いっぱいだすよぉぉ!のんで!あかね、のんでぇ!!!!!」

 二人の美少女の交歓は、舞を巻き込んで翌日の朝方まで続いた。



「クラスチェンジ?」

「うん」

 学徒達には一週間の休息期間が与えられていたが、その間、学閻内の施設は自由に使用することが許されている。迷宮内で手に入れたいくつかのドロップアイテムを売り払えば、少しはまとまったお金も手に入るだろう。

 昨晩、気絶するまで舞と茜を抱き合ったのどかは、歯を磨きながらクラスチェンジ施設に行ってみることを提案したのだ。

「もちろん、その前にレベルアップしないとね。だから今日は施設めぐりしてみよう」

「うん、わかった。でも、そのね。のどか」

「うん?」

「ちんちんが苦しそうだから、ちょっとだけ舐めてあげていい?」

 のどかのペニスは見事に勃起していた。茜は先ほどからびくんびくんと震えるのどかのペニスしか見ていなかった。

「で、でも時間もないし。早めにいかないとって、あうん!こらぁ、なめちゃらめぇ」


 結局、3人が出かけたのは、午後2時を過ぎた頃だった。


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