初めにその存在が現れたとき、舞はあまりの感動に失禁していた。目は見開かれ、口も半開きのまま、ちょろちょろと尿がふとともを伝った。
それはのどかや茜も同様で、恍惚とした表情でただただそれを見ていた。
現れた黒い獣は、そんな3人の様子を見て小首を傾げる。
『強い淫気を感じた気がしたが、取るに足らない人の子の娘が3人か』
獣が口をきいたことにすら、感動に涙まで流し始めた3人には、不思議に感じる余力もない。
それほどに獣は美しかった。黒くつややかな獣毛に全身を覆われたその獣の名は戌神。魅力:638とは、常人なら出会った瞬間に自我を手放しかねないほどのステータスなのである。
『時間を無駄にしたか』
そう言って、獣は前足をつかって優雅な仕草でのどかの額を撫でる。
たったそれだけのことで。
のどかの頭部が粉みじんに砕けた。
「「のどかっ!」」
のどかの脳漿が頬に飛び散って初めて、茜と舞ははっとして我に返った。そしてその瞬間から、歯をがちがちと鳴らして震えだした。
ただの人類種に過ぎない茜と舞であるが、その本能が戌神の恐ろしさを感じて震え上がっていた。戌神は面倒そうに欠伸を一度すると、茜の頭に向かって前足を伸ばした。
ガキキイイイイイイイイイイン!
そのとき、けたたましい金属音を立てて凄絶な火花が飛び散った。戌神の前足は茜の頭部に到達する寸前で辛うじて止まっていた。頭部を再生したのどかが、握っていた直刀と腕の半ばほどを失いながら何とか防いだらしかった。
「のどかっ」
「茜、さがって」
と言いながら自身も戌神から距離を取る。戌神はそんなのどかを追うでもなく、興味深そうにただ見ていた。
『不死人か。なかなかに珍しい。それもかなりの完成度だな。術者はどこだ?』
みるみるうちにのどかの欠損した腕が再生していく。骨が伸び筋が絡まり肉がつき皮膚で覆われていく様は、冗談の様な奇怪さだった。
「茜、逃げて。私なら死なないから。アンデッドになってから、痛みも感じないみたい」
「でも・・・」
「お願いっ。あなたが死んだら私も死んじゃうのを忘れないで」
「!?」
のどかの言葉に逡巡する茜。
だが確かにのどかの言うとおり、彼女の魂を身の内に秘めた茜が死ねば、それはのどかの消滅をも意味する。
茜は歯噛みしながら、それでも振り返って走り始めた。
「そう。それでいい」
のどかはそんな茜を一瞬だけ見送って舞と共に戌神に対峙した。
しかし。
のどかの一瞬とは、敏捷性が1000近い戌神にとっては、数百メートルを駆け抜けるのに十分な時間であった。
『ほう。お前が術者か?』
「ひっ」
いつの間にか、戌神はのどかはおろか走りはじめた茜すらも追い抜いて回り込んでいた。茜には走る様はおろか走り終わって止まった瞬間の所作すら見えなかった。
戌神が追いかければ、ただの人に逃げ切ることは不可能なのだ。
『面白い。ひ弱な人間が、最上位のネクロマンサーにも出来そうにないことをやってのけたのか?秘術か?スキルか?さて・・・』
「あんたの相手は私だっ」
のどかが再び後ろから戌神に踊りかかる。しかし戌神は振り返ることもせず、ただ尾の何気ない一撃でのどかの腹を吹き飛ばす。
臓物が花のように飛び散った。
「のどかぁぁぁぁぁっ!」
『さて、何を隠している?』
戌神が茜に圧し掛かるようにして彼女を押し倒した。壊れ物を扱うように慎重に。ほんの少しでも力を入れると茜がはじけ飛んでしまう。そんな風なやさしさで。
『恐怖すれば見せるか?それとも・・・』
「相手はこっちだと言――――」
またもや再生したのどかがやはり尾の一撃で弾け散る。
『快楽で暴くか?』
「この」
舞が阻止しようと動くがのどかと同様に尾の一撃ではじけ散る。
いつの間にか、茜の股間に、隆々と勃起した戌神の肉棒の先端が押し付けられていた。その亀頭の大きさは、茜自身の頭ほどもある。
「い、いや・・・」
『案ずるな。貴様と我の魅力の差を考えてみろ?地獄のような快楽を味わえる』
実際、すでに茜の媚肉は赤く腫れ上がり、懇々と湧き出る愛液でぐちょぐちょに濡れそぼっていた。ヴァギナはひくひくとしながらだらしなく口を開け、魔獣の巨根の侵入を今か今かと待ち受けていた。辺りには甘いにおいが漂っていた。
『・・・これは・・・・!』
咄嗟に戌神は、再生中の舞を見る。
おもむろに戌神が舞の体をなめとる。
「・・・ぁぁぁ・・・・」
戌神になめられ光悦する舞。
『・・・ほう・・・・供物としては最上級だな』
舞の股間に、隆々と勃起した戌神の肉棒の先端が押し付けられていた。
すでに戌神の意識は、茜ではなく舞だけを見つめていた。
舞の媚肉は赤く腫れ上がり、懇々と湧き出る愛液でぐちょぐちょに濡れそぼっていた。ヴァギナはひくひくとしながらだらしなく口を開け、魔獣の巨根の侵入を今か今かと待ち受けていた。
「あくぅっ!!」
みきみきみきみきみき。
未熟な少女の秘肉を掻き分けて、恐ろしい巨根が分け入ってくる。痛みで即死してもおかしくないようなその光景の中、しかし舞は恍惚のあまり潮を吹いていた。
「あ、あふ、あは、はぐ、ふわ、ふぁ」
ぱくぱくと口をあけながら喘ぐ舞。快楽のあまり過呼吸に陥っていた。みっちりと産道に詰まった肉棒はただゆっくりと押し入ってきているだけなのに、それだけで脳みそが裏返った様な快楽が子宮を熱く燃え上がらせる。
「はふ、ふわ、ああ、ひぅ、いい、ひぃよぉ、あふ、ふぁ、あう」
『うむ。きついばかりで物足りぬが、考えてみれば我も久しぶりの交尾だ。一発だけ出しておくか』
「ふえ?あ、はう、ああ!あああ!ああ!はう!ふわ!ひゃん!!」
獣はゆっくりと腰を動かし始めた。巨大な亀頭だけが収まった状態で舞の中を蹂躙する。
「ひゃめっ!ひぃ!ひょすぎりゅ!ひょすぎりゅよぉ!ひゃう!ひん!ふぅん!ひぅん!はぅふ!ふわぁん!!!!!」
盛大に潮を吹きながら延々とアクメが続く舞。確かにそれは快楽の地獄と言えた。
「ひぐっ、ふわぁっ、ひゅごいおぉ、ひろがってりゅぅ、おなかが、おなかが全部ちんぽになってりゅぅぅ」
獣は急がない。それでもしっかりとしたリズムで産道すべてを蹂躙する。
「はうっ、ふはっ、あうぅ、いいよぉ、おなかぁっ、ごりごりしてぇ、中から、おなかひろがってりゅう」
『ふむ。思ったよりたまっていたようだ。一発出しておくぞ!』
獣はそう言って、亀頭の先端を子宮口に押し当てた。
どぱん!
まるでバケツでもひっくり返したような音を立てて、膨大な量の精液が舞の中に注ぎ込まれる。
「熱いぃぃぃ!熱くてぇ!いっぱいしゅぎていっちゃうううううう!!!」
またもや潮を噴出す舞。吐き出された精液はみっちりと産道をふさいだ獣の一物で外に出ることが出来ず、子宮を中からぽっこりと膨らませる。みるみるうちに広がっていく舞の白い腹は、さながら妊婦であった。
「ひろがりゅうう!ひろがっちゃううう!にゃかからぁ!ザーメンでひろがっちゃうぅぅ!いひぃ!ひもひぃぃよおぉ!いっちゃいっぱなしになっちゃうおぉ!」
最早、舞は間欠泉のように潮を噴出し続けていた。
自らが噴出した潮が大きく膨らんだ白い腹にふりかかる。
「ふわぁあ!!」
子宮の中を跳ね回る獣の精子を感じて、舞が脳がとろけたようなだらしない顔でひくひくと震えているとき、しかし誰からも予想外にそれが起きた。
それは特に、戌神にとって予想外だったかもしれない。
『な・・・に?』
さしもの戌神も何が起きたかを理解するのに数瞬の時間を要した。このような経験は戌神にとっても始めてであったからだ。
射精と同時に大量の生体エネルギーを奪い取られると言う経験は。
「『スキル:強制搾取』が発動しています。崩壊する生命体からすら生体エネルギーを取り立てるスキルが、射精した固体から搾取を開始しました」
『馬鹿なっ』
そう口に出しはしたものの、戌神の本能は端末の人口音声が正しいことを理解していた。実際に戌神は看過できない生体エネルギーを奪われていたのだから。
『早く抜かなければっ』
幸い舞の身体はのめり込むには未熟すぎる。射精するつもりがなければ射精に導かれることはない。
そう判断した戌神が腰を引こうとしたとき、しかし舞の広がりきったはずの膣壁が、戌神の亀頭をやさしく愛撫し始めた。
『なん・・・だとっ』
見ればただの小娘に過ぎなかったはずの舞の肌はなまめかしい艶を増し、未熟だった乳房はほんのりと膨らんでいた。舞が息をするたびに苺色の頂が雄を誘う様にふるると揺れる。
腰はきゅっとして淫靡で、尻やふともももすっかり女の柔らかさを伴っていた。何よりその膣壁。まるで膣の中に舌が生え出したように、戌神の亀頭をきっちりとつかみながら腰も振らずに愛撫している。
『な、なんという・・・。うぐぅっ』
戌神ともあろうものが、己で腰も振ることなく射精していた。またもや大量のザーメンが舞の膣内に吐き出される。舞の肌はより色艶を増し、なまめかしく雄を誘う。
田舎くさかった表情は、妖艶とした美少女のそれとなり、いつの間にか、戌神の目を怪しくねめ上げていた。
「ねぇ、もっとしよ?ね?」
『!?』
戌神はこの時初めて恐怖していた。なぜならその舞の表情に雄が高ぶって腰を振ってしまったからである。
「あん!いい!いいよ!もっとついて!ぐちゃぐちゃになってるからぁ!あなたの為にぐちゃぐちゃにしたからぁ!!」
『ぐううわあああああ!』
腰を振るたびに膣壁が亀頭を嘗め回す。それは名器と呼ぶにふさわしいものだった。舞の生存本能は今己が何をすべきか正確に了解してスキルを発動していた。すなわち、スキル強制搾取によって優先的に魅力値を上昇させたのである。
戌神の毛皮は色艶を失い始めていた。かつてほどの威厳もなくなりつつある。
舞の魅力が一方的にあがっていたのではない。
戌神の魅力が下がっていたのだ。
またもや精液を吐き出してしまう戌神。
そして膣の快楽はどんどん高まる。
このままでは、本当に死んでしまう。
戌神は渾身の気力を振り絞って大きな口を開けて快楽に喘ぐ舞の頭を噛み砕こうとした。
だがその瞬間、戌神の後方で爆発的な気が膨らむ。
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!漲るぅぅぅぅああああああ!」
そこには粉々に粉砕したアンデッドが復活していた。復活するだけならいい。だがその容姿は明らかに洗練され、男なら目にしただけで射精にいたる程になっていた。
大きく張り出した乳房の谷間をつきあげるように、長大に成長したペニスがぎんぎんに勃起している。
戌神はそんなのどかを見た瞬間に、舞の中に射精していた。
『ば、馬鹿なっ』
「あふぅん!いい!熱いザーメン!ザーメンもっと頂戴よぉ!」
そして舞の膣壁が一層の力で戌神の亀頭を嘗め回す。
『るうううううおおおおおおおおんんんん―――――』
まるで犬のように鳴き始めた戌神の首を、後ろからのどかが手刀で切り飛ばした。
『「スキル:強制搾取」が引き続き崩壊中の固体から生命エネルギーを徴収します』
すぐさま死骸と化した戌神ががんがんに舞の膣内を陵辱する。舞は快楽によって目を回す。
「茜ぁ、私も、私もしたいよぉ」
のどかは今や大きく成長した茜の胸の谷間に槍のように伸びたペニスを差込み、自らも茜に覆いかぶさって4つの乳でペニスを挟み込む。
「うわぁ、これ、これ、いいよぉ!」
「んぐっ」
そのまま4つの乳でのパイズリを楽しみながら、茜の口内に亀頭を滑り込ませた。
「んん、んちゅ、んん、ぷは、んちゅ、んん!んん!」
口の中に注ぎ込まれる不死人の精液。
「んはぁ!おいしぃ!!口がおいしいぃ!もっと出してぇ!んちゅ、ちゅぱっ、もっと一杯のませてぇ!」
「あかねあかねあかねあかねあかねあかね!!!!!!!!すき!だいすき!ちんぽがねぇ!あかねに全部のんでほしいって!ちんぽが爆発しちゃうよぉ!おっぱいで!柔らかおっぱいでつつみながら、のどまんこでごくごくしてぇ!!!!」
こりこりと二人の乳首がこすれあって快感を増す。ひしゃげた乳房が淫靡にゆれる。戌神の死骸はただただ舞に快楽をもたらすだけの、巨大なバイブに成り下がっていた。
「「「いっくぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」」」
のどかのペニスから吐き出されたザーメンがまるでヴァギナのように吸い付く茜の口の中を徹底的に犯しつくす。
戌神だったものからもまた大量のザーメンが噴出して舞を内側から犯しつくす。
その幼い口元に妖艶な笑みを浮かべながら、黒い獣の亀頭を膣壁で磨き上げながら、舞は悦楽のままに嬌声を上げる。
「いいの!もっとついて!んちゅ!んん!んん!ぷはぁ!」
「んん!いいよぉ!とっても!とってもいい!!!きてよ、のどか!おまんこ!おまんこ!!!!」
すぐに意図を察したのどかが、前に回りこんで茜のヴァギナに亀頭を押し当てる。
「はぁん!」
長大な槍となったペニスが収まるはずがないのに、それは茜のヴァギナの中に飲み込まれていく。
濡れそぼった膣壁が、ペニスをしごきまくる。
「いい!いいよぉ!ちんぽ最高!!もっとしてぇ!もっと滅茶苦茶にっ!してぇ!!」
「いくいくいくいくいく!茜にだすよ!いっぱいだすよ!茜の中がザーメンでいっぱいになってもまだまだ出すよぉ!でるぅぅぅぅう!!!」
「「「んはぁ!」」」
迷宮内に、少女たちの嬌声がいつまでも響いた。
『学徒番号(仮発行):8097669005
固体名:夕闇 茜
レベル:壱
種族:人類
筋力:1092(+1029)
敏捷性:1022(+973)
知力:65(+60)
魔力:122(+113)
魅力:320(+319)
保有スキル:剛力Lv.1 強制搾取 魂喰らい 濃液散布 麻痺毒 追跡
学徒番号(仮発行):8097668962
固体名:秋風 のどか
レベル:壱
種族:人類
筋力:4(ただしアンデッド補正により2003)
敏捷性:3(ただしアンデッド補正により1670)
知力:4(ただしアンデッド補正により23)
魔力:1(ただしアンデッド補正により-350)
魅力:10(ただしアンデッド補正により411)
保有スキル:永久に美しく 魔力耐性弱化(中)神獣属性
学徒番号(仮発行):8097669006
固体名:夕闇 舞
レベル:壱
種族:人類
階級:隷奴
筋力:4(ただしアンデッド補正により1029)
敏捷性:3(ただしアンデッド補正により973)
知力:4(ただしアンデッド補正により121)
魔力:1(ただしアンデッド補正により227)
魅力:10(ただしアンデッド補正により638)
保有スキル 能力複製 強制搾取 魂喰らい 永久に美しく 贄の血 魔力無哮 魔力耐性弱化(中) 剛力LV1
!秋風のどかに神獣属性が付与されました。
!戌神が神剣「吼狼月刀(黒)」をドロップしました。
!「夕闇 茜」「秋風のどか」「夕闇 舞」ともに、レベルアップ要件を満たしています。迷宮終了後、所定の機関でレベルアップ手続きを行ってください。
!「夕闇 茜」「秋風のどか」「夕闇 舞」ともに、いくつかのクラスチェンジ要件を満たしています。迷宮終了後、所定の機関でクラスチェンジ手続きを行ってください。
!夕闇茜が称号「剛欲の主人」を得ました。剛欲の主人は「傾神神」のクラスチェンジ要件です。レベルが足りません。いくつかの要件を満たしていません。
!秋風のどかが称号「神殺し」を得ました。神殺しは「魔王」のクラスチェンジ要件です。レベルが足りません。いくつかの要件を満たしていません。
次
それはのどかや茜も同様で、恍惚とした表情でただただそれを見ていた。
現れた黒い獣は、そんな3人の様子を見て小首を傾げる。
『強い淫気を感じた気がしたが、取るに足らない人の子の娘が3人か』
獣が口をきいたことにすら、感動に涙まで流し始めた3人には、不思議に感じる余力もない。
それほどに獣は美しかった。黒くつややかな獣毛に全身を覆われたその獣の名は戌神。魅力:638とは、常人なら出会った瞬間に自我を手放しかねないほどのステータスなのである。
『時間を無駄にしたか』
そう言って、獣は前足をつかって優雅な仕草でのどかの額を撫でる。
たったそれだけのことで。
のどかの頭部が粉みじんに砕けた。
「「のどかっ!」」
のどかの脳漿が頬に飛び散って初めて、茜と舞ははっとして我に返った。そしてその瞬間から、歯をがちがちと鳴らして震えだした。
ただの人類種に過ぎない茜と舞であるが、その本能が戌神の恐ろしさを感じて震え上がっていた。戌神は面倒そうに欠伸を一度すると、茜の頭に向かって前足を伸ばした。
ガキキイイイイイイイイイイン!
そのとき、けたたましい金属音を立てて凄絶な火花が飛び散った。戌神の前足は茜の頭部に到達する寸前で辛うじて止まっていた。頭部を再生したのどかが、握っていた直刀と腕の半ばほどを失いながら何とか防いだらしかった。
「のどかっ」
「茜、さがって」
と言いながら自身も戌神から距離を取る。戌神はそんなのどかを追うでもなく、興味深そうにただ見ていた。
『不死人か。なかなかに珍しい。それもかなりの完成度だな。術者はどこだ?』
みるみるうちにのどかの欠損した腕が再生していく。骨が伸び筋が絡まり肉がつき皮膚で覆われていく様は、冗談の様な奇怪さだった。
「茜、逃げて。私なら死なないから。アンデッドになってから、痛みも感じないみたい」
「でも・・・」
「お願いっ。あなたが死んだら私も死んじゃうのを忘れないで」
「!?」
のどかの言葉に逡巡する茜。
だが確かにのどかの言うとおり、彼女の魂を身の内に秘めた茜が死ねば、それはのどかの消滅をも意味する。
茜は歯噛みしながら、それでも振り返って走り始めた。
「そう。それでいい」
のどかはそんな茜を一瞬だけ見送って舞と共に戌神に対峙した。
しかし。
のどかの一瞬とは、敏捷性が1000近い戌神にとっては、数百メートルを駆け抜けるのに十分な時間であった。
『ほう。お前が術者か?』
「ひっ」
いつの間にか、戌神はのどかはおろか走りはじめた茜すらも追い抜いて回り込んでいた。茜には走る様はおろか走り終わって止まった瞬間の所作すら見えなかった。
戌神が追いかければ、ただの人に逃げ切ることは不可能なのだ。
『面白い。ひ弱な人間が、最上位のネクロマンサーにも出来そうにないことをやってのけたのか?秘術か?スキルか?さて・・・』
「あんたの相手は私だっ」
のどかが再び後ろから戌神に踊りかかる。しかし戌神は振り返ることもせず、ただ尾の何気ない一撃でのどかの腹を吹き飛ばす。
臓物が花のように飛び散った。
「のどかぁぁぁぁぁっ!」
『さて、何を隠している?』
戌神が茜に圧し掛かるようにして彼女を押し倒した。壊れ物を扱うように慎重に。ほんの少しでも力を入れると茜がはじけ飛んでしまう。そんな風なやさしさで。
『恐怖すれば見せるか?それとも・・・』
「相手はこっちだと言――――」
またもや再生したのどかがやはり尾の一撃で弾け散る。
『快楽で暴くか?』
「この」
舞が阻止しようと動くがのどかと同様に尾の一撃ではじけ散る。
いつの間にか、茜の股間に、隆々と勃起した戌神の肉棒の先端が押し付けられていた。その亀頭の大きさは、茜自身の頭ほどもある。
「い、いや・・・」
『案ずるな。貴様と我の魅力の差を考えてみろ?地獄のような快楽を味わえる』
実際、すでに茜の媚肉は赤く腫れ上がり、懇々と湧き出る愛液でぐちょぐちょに濡れそぼっていた。ヴァギナはひくひくとしながらだらしなく口を開け、魔獣の巨根の侵入を今か今かと待ち受けていた。辺りには甘いにおいが漂っていた。
『・・・これは・・・・!』
咄嗟に戌神は、再生中の舞を見る。
おもむろに戌神が舞の体をなめとる。
「・・・ぁぁぁ・・・・」
戌神になめられ光悦する舞。
『・・・ほう・・・・供物としては最上級だな』
舞の股間に、隆々と勃起した戌神の肉棒の先端が押し付けられていた。
すでに戌神の意識は、茜ではなく舞だけを見つめていた。
舞の媚肉は赤く腫れ上がり、懇々と湧き出る愛液でぐちょぐちょに濡れそぼっていた。ヴァギナはひくひくとしながらだらしなく口を開け、魔獣の巨根の侵入を今か今かと待ち受けていた。
「あくぅっ!!」
みきみきみきみきみき。
未熟な少女の秘肉を掻き分けて、恐ろしい巨根が分け入ってくる。痛みで即死してもおかしくないようなその光景の中、しかし舞は恍惚のあまり潮を吹いていた。
「あ、あふ、あは、はぐ、ふわ、ふぁ」
ぱくぱくと口をあけながら喘ぐ舞。快楽のあまり過呼吸に陥っていた。みっちりと産道に詰まった肉棒はただゆっくりと押し入ってきているだけなのに、それだけで脳みそが裏返った様な快楽が子宮を熱く燃え上がらせる。
「はふ、ふわ、ああ、ひぅ、いい、ひぃよぉ、あふ、ふぁ、あう」
『うむ。きついばかりで物足りぬが、考えてみれば我も久しぶりの交尾だ。一発だけ出しておくか』
「ふえ?あ、はう、ああ!あああ!ああ!はう!ふわ!ひゃん!!」
獣はゆっくりと腰を動かし始めた。巨大な亀頭だけが収まった状態で舞の中を蹂躙する。
「ひゃめっ!ひぃ!ひょすぎりゅ!ひょすぎりゅよぉ!ひゃう!ひん!ふぅん!ひぅん!はぅふ!ふわぁん!!!!!」
盛大に潮を吹きながら延々とアクメが続く舞。確かにそれは快楽の地獄と言えた。
「ひぐっ、ふわぁっ、ひゅごいおぉ、ひろがってりゅぅ、おなかが、おなかが全部ちんぽになってりゅぅぅ」
獣は急がない。それでもしっかりとしたリズムで産道すべてを蹂躙する。
「はうっ、ふはっ、あうぅ、いいよぉ、おなかぁっ、ごりごりしてぇ、中から、おなかひろがってりゅう」
『ふむ。思ったよりたまっていたようだ。一発出しておくぞ!』
獣はそう言って、亀頭の先端を子宮口に押し当てた。
どぱん!
まるでバケツでもひっくり返したような音を立てて、膨大な量の精液が舞の中に注ぎ込まれる。
「熱いぃぃぃ!熱くてぇ!いっぱいしゅぎていっちゃうううううう!!!」
またもや潮を噴出す舞。吐き出された精液はみっちりと産道をふさいだ獣の一物で外に出ることが出来ず、子宮を中からぽっこりと膨らませる。みるみるうちに広がっていく舞の白い腹は、さながら妊婦であった。
「ひろがりゅうう!ひろがっちゃううう!にゃかからぁ!ザーメンでひろがっちゃうぅぅ!いひぃ!ひもひぃぃよおぉ!いっちゃいっぱなしになっちゃうおぉ!」
最早、舞は間欠泉のように潮を噴出し続けていた。
自らが噴出した潮が大きく膨らんだ白い腹にふりかかる。
「ふわぁあ!!」
子宮の中を跳ね回る獣の精子を感じて、舞が脳がとろけたようなだらしない顔でひくひくと震えているとき、しかし誰からも予想外にそれが起きた。
それは特に、戌神にとって予想外だったかもしれない。
『な・・・に?』
さしもの戌神も何が起きたかを理解するのに数瞬の時間を要した。このような経験は戌神にとっても始めてであったからだ。
射精と同時に大量の生体エネルギーを奪い取られると言う経験は。
「『スキル:強制搾取』が発動しています。崩壊する生命体からすら生体エネルギーを取り立てるスキルが、射精した固体から搾取を開始しました」
『馬鹿なっ』
そう口に出しはしたものの、戌神の本能は端末の人口音声が正しいことを理解していた。実際に戌神は看過できない生体エネルギーを奪われていたのだから。
『早く抜かなければっ』
幸い舞の身体はのめり込むには未熟すぎる。射精するつもりがなければ射精に導かれることはない。
そう判断した戌神が腰を引こうとしたとき、しかし舞の広がりきったはずの膣壁が、戌神の亀頭をやさしく愛撫し始めた。
『なん・・・だとっ』
見ればただの小娘に過ぎなかったはずの舞の肌はなまめかしい艶を増し、未熟だった乳房はほんのりと膨らんでいた。舞が息をするたびに苺色の頂が雄を誘う様にふるると揺れる。
腰はきゅっとして淫靡で、尻やふともももすっかり女の柔らかさを伴っていた。何よりその膣壁。まるで膣の中に舌が生え出したように、戌神の亀頭をきっちりとつかみながら腰も振らずに愛撫している。
『な、なんという・・・。うぐぅっ』
戌神ともあろうものが、己で腰も振ることなく射精していた。またもや大量のザーメンが舞の膣内に吐き出される。舞の肌はより色艶を増し、なまめかしく雄を誘う。
田舎くさかった表情は、妖艶とした美少女のそれとなり、いつの間にか、戌神の目を怪しくねめ上げていた。
「ねぇ、もっとしよ?ね?」
『!?』
戌神はこの時初めて恐怖していた。なぜならその舞の表情に雄が高ぶって腰を振ってしまったからである。
「あん!いい!いいよ!もっとついて!ぐちゃぐちゃになってるからぁ!あなたの為にぐちゃぐちゃにしたからぁ!!」
『ぐううわあああああ!』
腰を振るたびに膣壁が亀頭を嘗め回す。それは名器と呼ぶにふさわしいものだった。舞の生存本能は今己が何をすべきか正確に了解してスキルを発動していた。すなわち、スキル強制搾取によって優先的に魅力値を上昇させたのである。
戌神の毛皮は色艶を失い始めていた。かつてほどの威厳もなくなりつつある。
舞の魅力が一方的にあがっていたのではない。
戌神の魅力が下がっていたのだ。
またもや精液を吐き出してしまう戌神。
そして膣の快楽はどんどん高まる。
このままでは、本当に死んでしまう。
戌神は渾身の気力を振り絞って大きな口を開けて快楽に喘ぐ舞の頭を噛み砕こうとした。
だがその瞬間、戌神の後方で爆発的な気が膨らむ。
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!漲るぅぅぅぅああああああ!」
そこには粉々に粉砕したアンデッドが復活していた。復活するだけならいい。だがその容姿は明らかに洗練され、男なら目にしただけで射精にいたる程になっていた。
大きく張り出した乳房の谷間をつきあげるように、長大に成長したペニスがぎんぎんに勃起している。
戌神はそんなのどかを見た瞬間に、舞の中に射精していた。
『ば、馬鹿なっ』
「あふぅん!いい!熱いザーメン!ザーメンもっと頂戴よぉ!」
そして舞の膣壁が一層の力で戌神の亀頭を嘗め回す。
『るうううううおおおおおおおおんんんん―――――』
まるで犬のように鳴き始めた戌神の首を、後ろからのどかが手刀で切り飛ばした。
『「スキル:強制搾取」が引き続き崩壊中の固体から生命エネルギーを徴収します』
すぐさま死骸と化した戌神ががんがんに舞の膣内を陵辱する。舞は快楽によって目を回す。
「茜ぁ、私も、私もしたいよぉ」
のどかは今や大きく成長した茜の胸の谷間に槍のように伸びたペニスを差込み、自らも茜に覆いかぶさって4つの乳でペニスを挟み込む。
「うわぁ、これ、これ、いいよぉ!」
「んぐっ」
そのまま4つの乳でのパイズリを楽しみながら、茜の口内に亀頭を滑り込ませた。
「んん、んちゅ、んん、ぷは、んちゅ、んん!んん!」
口の中に注ぎ込まれる不死人の精液。
「んはぁ!おいしぃ!!口がおいしいぃ!もっと出してぇ!んちゅ、ちゅぱっ、もっと一杯のませてぇ!」
「あかねあかねあかねあかねあかねあかね!!!!!!!!すき!だいすき!ちんぽがねぇ!あかねに全部のんでほしいって!ちんぽが爆発しちゃうよぉ!おっぱいで!柔らかおっぱいでつつみながら、のどまんこでごくごくしてぇ!!!!」
こりこりと二人の乳首がこすれあって快感を増す。ひしゃげた乳房が淫靡にゆれる。戌神の死骸はただただ舞に快楽をもたらすだけの、巨大なバイブに成り下がっていた。
「「「いっくぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」」」
のどかのペニスから吐き出されたザーメンがまるでヴァギナのように吸い付く茜の口の中を徹底的に犯しつくす。
戌神だったものからもまた大量のザーメンが噴出して舞を内側から犯しつくす。
その幼い口元に妖艶な笑みを浮かべながら、黒い獣の亀頭を膣壁で磨き上げながら、舞は悦楽のままに嬌声を上げる。
「いいの!もっとついて!んちゅ!んん!んん!ぷはぁ!」
「んん!いいよぉ!とっても!とってもいい!!!きてよ、のどか!おまんこ!おまんこ!!!!」
すぐに意図を察したのどかが、前に回りこんで茜のヴァギナに亀頭を押し当てる。
「はぁん!」
長大な槍となったペニスが収まるはずがないのに、それは茜のヴァギナの中に飲み込まれていく。
濡れそぼった膣壁が、ペニスをしごきまくる。
「いい!いいよぉ!ちんぽ最高!!もっとしてぇ!もっと滅茶苦茶にっ!してぇ!!」
「いくいくいくいくいく!茜にだすよ!いっぱいだすよ!茜の中がザーメンでいっぱいになってもまだまだ出すよぉ!でるぅぅぅぅう!!!」
「「「んはぁ!」」」
迷宮内に、少女たちの嬌声がいつまでも響いた。
『学徒番号(仮発行):8097669005
固体名:夕闇 茜
レベル:壱
種族:人類
筋力:1092(+1029)
敏捷性:1022(+973)
知力:65(+60)
魔力:122(+113)
魅力:320(+319)
保有スキル:剛力Lv.1 強制搾取 魂喰らい 濃液散布 麻痺毒 追跡
学徒番号(仮発行):8097668962
固体名:秋風 のどか
レベル:壱
種族:人類
筋力:4(ただしアンデッド補正により2003)
敏捷性:3(ただしアンデッド補正により1670)
知力:4(ただしアンデッド補正により23)
魔力:1(ただしアンデッド補正により-350)
魅力:10(ただしアンデッド補正により411)
保有スキル:永久に美しく 魔力耐性弱化(中)神獣属性
学徒番号(仮発行):8097669006
固体名:夕闇 舞
レベル:壱
種族:人類
階級:隷奴
筋力:4(ただしアンデッド補正により1029)
敏捷性:3(ただしアンデッド補正により973)
知力:4(ただしアンデッド補正により121)
魔力:1(ただしアンデッド補正により227)
魅力:10(ただしアンデッド補正により638)
保有スキル 能力複製 強制搾取 魂喰らい 永久に美しく 贄の血 魔力無哮 魔力耐性弱化(中) 剛力LV1
!秋風のどかに神獣属性が付与されました。
!戌神が神剣「吼狼月刀(黒)」をドロップしました。
!「夕闇 茜」「秋風のどか」「夕闇 舞」ともに、レベルアップ要件を満たしています。迷宮終了後、所定の機関でレベルアップ手続きを行ってください。
!「夕闇 茜」「秋風のどか」「夕闇 舞」ともに、いくつかのクラスチェンジ要件を満たしています。迷宮終了後、所定の機関でクラスチェンジ手続きを行ってください。
!夕闇茜が称号「剛欲の主人」を得ました。剛欲の主人は「傾神神」のクラスチェンジ要件です。レベルが足りません。いくつかの要件を満たしていません。
!秋風のどかが称号「神殺し」を得ました。神殺しは「魔王」のクラスチェンジ要件です。レベルが足りません。いくつかの要件を満たしていません。
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