「はむ、んちゅ、ちゅぱっ、はむ・・・。ふふふ。ひもひい?」
「あぁ、最高だ。有香、すげーうまいな」
「ふふ、ふぁりふぁふぉう。じゅるるるる」
「うおっ」
松涛迷宮。
その暗がりの中で、豊満な乳房を揺らす裸の女が男の肉棒をしゃぶっていた。丁寧に丹念に、時に激しく、男のペニスを小さな舌で、ぷるぷるした唇で、あるいは揺れる谷間で刺激する。
仁王立ちする男をこびる様に見上げながら、ちゅぱちゅぱと肉棒をすすっている。
「もう、我慢できねぇ。有香、入れるぞ」
「あん、こらぁ」
口では抵抗して見せるが、女の声は娼婦の様に淫蕩だ。
男はその場に女を押し倒し、すっかり濡れそぼったヴァギナに肉棒を挿入した。
「ああん!おっきぃ・・・」
「うおっ、す、すげ・・・、ちょ、しめつけ、うわぁっ」
ヴァギナの中はまるで楽園だった。あまりの気持ちよさに男は入れた瞬間に射精していた。
「す、すまん。ちょっとだけ、待ってくれるか?すぐに回復するからよ」
「あらぁ、大丈夫よ」
「え?」
女は細い腕を男の頸に絡ませると、ぺろりと唇を艶かしく舐める。
「すぐに起たせて上げる」
『スキル:狡猾が解除されました。魅力値の偽装が解除されます』
「は・・・、う・・・わ・・・」
男は目の前の女から目が離せなくなっていた。美しいとかそうじゃないとかそういう問題ではなかった。男の本能が女の肉を欲している。
気がつけば涙を流しながら、そしてとめどなく射精しながら男はがむしゃらに腰を振っていた。
「ああん、いいよぉ、もっとぉ、もっと突いて、もっと出してぇ。白い子種汁、子宮にいっぱい吐き出してぇ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、うぐぅ!!!!」
何十発も射精しながら、それでも男は止まれない。すでに女の胎は男の出した精液で妊婦のように膨らみ始めていた。
男は気付かない。
快楽に脳がとろけるほどに、その身体は黒い毛で覆われ、もとの何倍も大きくなっていくのを。
男は気がつかない。
「いいわよ。ぶっっといおちんちん、もっとガンガン打ち付けて?」
『あおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!』
己がすでに獣の咆哮を上げていることを。
「そう!いいわぁ、もっと突きなさい。ママのおまんこ、ザーメンでぐちょぐちょにして?さぁ、出してぇ」
『るるるるおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!』
洞穴に、獣と化した男の声が、しばらく響き続けた。
戌神の王国は、少しづつ、しかし確実にその勢力を伸ばしつつあった。
「うふふ。もう少し子供達が増えたら・・・。一緒にお外に遊びにいきましょうね」
「はぁっ!」
ショートヘアーの快活な少女が、その印象を裏切らぬ身軽な動きで、松涛迷宮3階層の敵性生物、鎧蠍を切り裂いた。獣の耳と尾を持つ獣人にして死霊王である少女が手にした黒い太刀が、僅かな光を鈍色に反射する。鋼鉄よりも強硬な鎧蠍がまるでバターの様に両断されたのは、ひとえに少女――のどかの恐るべき腕 力のなせる業であった。
「お見事です!のどか様」
「歯ごたえないね。もうちょっともぐんないと駄目かな?どう、茜」
「ちょ、ちょっと、待って」
茜は両断された蠍の前で複雑そうな表情をしながら何がしかのスキルを発動させる。しばしの間、端末の人工音声が無感動にメッセージを読み上げる。
『スキル:強制搾取に失敗しました。摘要レベル範囲外です。魂を喰らうに値しません』
「だめかぁ」
のどかががっかりしてそう言うと、茜がほっとため息をついた。
「やはり駄目でしたね。あまりにも弱い敵は茜様の糧とはならないようです」
「雑魚でも死ぬほど食えば茜が安全にパワーアップできると思ったのにね。そう簡単にはいかないかぁ」
「普通にレベル上げしよ?ね?何も強制搾取じゃなくてもいいじゃない」
智樹とのどかの言葉に茜は殊更明るくそう言った。毎日のように魔王たちと交歓を楽しむ茜だが、そこは14歳の少女。恥じらいがないわけではない。強制搾取を発動させると言うことは、敵性生物相手に痴態を演じることになるのだ。
それほど向上欲を持つわけでもない茜にとって、順当にレベルを上げることのほうが重要なのだった。
茜とのどかと舞、そして智樹が松涛迷宮にもぐりこんで2週間が経とうとしていた。クラインの胃袋に入れて持ち込んだ大量の保存食も底を突きかけている。4人 ほどの魅力値になると雑菌が繁殖を許されない為匂ったりすることはないが、舞はそろそろお風呂に入りたいなぁと思わないでもなかった。
「ん?」
「どうしたの、のどか?」
「し・・・」
のどかが獣の耳をそばだて、何かに耳を傾ける。小さな鼻もすんすんと鳴らす。そして、にんまりと茜に笑いかけた。
「なんか、ツイてるみたいだね」
「は?」
「智樹!銃化して弾丸を装填しといて。大物が来るっ」
「了解」
「大物?」
智樹はすばやくスキルを発動して両腕を肉で出来た猟銃に変化させる。
「魔王弾(カオスブレッド)装填しました」
「OK」
のどかも腰に下げた黒刀をしゃらりと引き抜く。
茜と舞もまた、緊張の面持ちで腰の短刀を引き抜いた。
――――そして、しばしの沈黙の後。
「来た――――」
それが闇から這い出てきた。
『るおおおおおおおおおおおン!!』
『固体名:アルケミック・スパイダー
レベル:参
種族:秘蟲種
筋力:610
敏捷性:520
知力:82
魔力:44
魅力:320
保有スキル:受胎練成(アイテム) 受胎練成(武具) 受胎練成(鋼糸)』
その影は、意外にも豊満な乳房を露出した美しい女性だった。少なくとも胴体までは。足の付け根から下にはグロテスクな巨大な蜘蛛が生えだしていて、かさかさと迷宮の床を走っている。
蜘蛛のちょうど頭のあたりでは、女の部分のヴァギナがぱっくりと口を開けており、あまつさえ白い液体が付着している。
胎はまるで妊婦のように膨れていた。
「気持ち悪っ。でも大物が来たね。今度こそ茜とやれるといいな」
「のどかっ!いきなり変なこと言わないでよ」
『ひぎぃ』
「え?」
まだ何もしないうちに、女の部分が気持ちの悪い悲鳴を上げる。そして、開きっぱなしのヴァギナから何かがずぶずぶと液体にまみれて押し出されてきた。
「な、出産?」
「なんなの?こいつ?」
攻撃するのも忘れて呆気に取られて見ていると、出てきたのは丸い卵だった。卵はやがてひび割れ、中から意外なものが出てくる。
「え・・・?斧?」
卵から出てきたのは金属製の斧だった。しかも一目で業物と分かる強力な武器だ。
「ぶ、武器を出産する能力?」
「そんな馬鹿な・・・」
女の腕が斧を掴み、そして蜘蛛の脚で4人に襲い掛かる。
「このっ」
茜は腰から抜いたナイフをそのグロテスクな脚めがけて振り下ろす。しかし女の腕がすばやく斧を振りかざす。
キン、と鋭い音がして、敵をはるかに凌ぐ腕力を持つはずの茜の武器がはじかれた。
「うっそ!」
「茜、どいて!」
のどかが素早く蜘蛛に踊りかかる。戌神が落とした黒い刀を翻し、蜘蛛めがけて振り下ろす。刀の一撃は女の腕の一本を見事に切り飛ばした。
『ひぎぃ!』
「あ、こら待て!」
蜘蛛は絶叫しながら迷宮の奥に逃げ込む。4人は目配せするとすぐに蜘蛛の後を追った。
「なんなの、あいつ」
「・・・たぶん聞いたことがあります」
「智樹くん、本当」
「ええ。アルケミック・スパイダー。恐ろしく希少性の高い番の蜘蛛で、雄が雌を孕ませると、強力な武具やアイテムを生み出すと言う特殊な生物です。威力は雄の能力に依存するとかで、アルケミック・スパイダーが市場に出ると凄い値段がつくとか」
「し、市場?」
「飼うんですよ。物好きな金持ちが」
「いた!」
しばらく走ると、件の蜘蛛が4人を待ち構えていた。ただしその女の身体に分厚い鎧を着込んで。
「めんどっ」
「僕がやります」
智樹が一歩前にでる。銃と化した腕を蜘蛛に向ける。そして恐るべき高速で次々と弾丸が射出される。
『ぎひぃ!!』
狙いは蜘蛛の脚だった。グロテスクな脚が魔力の塊の弾丸に貫かれ次々と消し飛んでいく。
『ぎぃ!』
「でかした、智樹!」
そして飛び上がるのどか。
次の瞬間には、身動きの取れない鎧の隙間に、黒い刀が叩き込まれていた。
「なに、にやにやしてるのっ」
「べっつにぃ〜」
「もう!」
蜘蛛の死骸の前で、茜は深呼吸していた。
(お願い!起き上がらないで・・・)
茜がスキルを発動する。すると・・・。
『「スキル:強制搾取」が発動しました。一定範囲内の崩壊中の生体細胞から、強制的に生体エネルギーを搾取します』
むくりと起き上がった蜘蛛がおもむろに鎧を脱ぎだした。
「やっぱり〜」
「よし」
「なんでのどかが気合入れてるの!こら、智樹くんパンツ脱がないっ。あうん・・・」
いつの間にか、蜘蛛のヴァギナの中から生えだしたグロテスクな肉棒が、茜の下着に押し付けられていた。
「ちょ・・・、待って、待ってったらぁ・・・。あうん!くはっ、はいるぅ!はいってくるぅ!ひぅん!」
ずぶずぶと後ろから肉棒を突き入れられる茜。その表情がたちまち快楽にゆがむ。蜘蛛は茜を抱えるようにして残った片腕で持ち上げると、茜の頭を豊満な乳房の間に挟みこんだ。
「あぁ、ちんこいい・・・でかいちんこいいよぉ・・・」
茜は思わず腰をうごかし、ヴァギナの中のペニスを扱き上げる。
「あぁ、茜、気持ちよさそう・・・」
「茜様っ、ああ!茜様!」
智樹とのどかはお互いのペニスを扱きあっていた。智樹は両手でのどかの二本のペニスをしこしこと扱く。
「あん!いい!いいよ!んちゅ、あふぅ!んちゅ、ちゅぱっ」
蜘蛛が茜の乳首をこりこりと弄ると、茜も押し付けられる乳房の乳首を弄ったり、吸ったりし始めた。
心なしか蜘蛛の腰の動きが早まり、茜の子宮の奥を付きあげる。
「んはぁ!いい!子宮の奥!おくがいいの!もっと、もっとついて!」
ぶびゅるるるるるるるる!!!!!!!!
最初の射精が茜の子宮を叩く。熱いザーメンが子宮内で暴れる快感で茜は潮を吹いて絶頂した。
すると蜘蛛は体位を変え、茜を寝かせると正上位でペニスを挿入する。
「ああっ!いいとこ!いいとこにあたってるの!いい!最高!きもちいいのぉ!!」
「茜、お願い!」
「うん、いいよ、んちゅ、のどかのデカチンコ、ちゅぱ、舐めてあげるね、んちゅ、智樹くんのちんぽも扱いてあげる。あ、智樹君、こっちのちんぽ舐めてあげて」
のどかと智樹が茜の両側に陣取ると、茜はのどかのペニスを一本口に含みながら智樹のペニスを扱き、智樹はのこったのどかのもう一本のペニスをフェラチオし始めた。
「あふぅん!いい!二本ちんぽがぁ!ちんぽ気持ちいいよぉ!」
「んちゅ、いいです!ちゅぱ、いいです茜様!もっと、もっとしごいて!ザーメンびゅくびゅくでますぅ!んちゅぱっ、ちゅぱ、じゅうるるるるるちゅぽんっ!ちんぽなめながらぁ、ちんぽ汁だしちゃうぅぅぅ!!!!」
「いいの!いいよぉ!でてる!ザーメン子宮に出てる!のませてぇ!お口からもザーメン飲ませてよぉ!」
びゅくっびゅうるるるるるるるるる!!!
「んはぁっ!おいしい!んくっ、ちゅぱ、あむ、おいしいよぉ!ザーメンが、顔にもおっぱいにもおへそにもかかってるぅ!ザーメンシャワーきもちいい!!!」
饗宴は、蜘蛛が干からびてからも続いた。
すでにからからになった蜘蛛の遺骸を傍らに、のどかの二本のペニスが茜と智樹のアナルを、智樹のペニスが銃化して茜の子宮をえぐっている。
智樹は正上位で茜の乳房に貪りつくようにして腰を振り、そんな二人の菊門を、のどかが後ろから同時に貫いているのだった。
「ああ!いい!いいの!ぶっといちんぽが。ザーメンいっぱいびゅくびゅくするよぉ!ひぐ!またひぐ!ふぅん!!!!!」
茜がイケば、アナルと膣壁が締め付けられ、のどかと智樹もすぐに射精してしまう。
「あああ!でます!でちゃいます!お尻掘られながら!主人のおまんこにザーメン弾丸発射するのぉ!でちゃう!でちゃうぅう!!!!!」
「でるでるでるでるでるぅ!二本ともでるぅ!ザーメン出すよ!いっぱい!いっぱい出るぅ!!!!!」
のどかが巨乳をわななかせながら二つのアナルに欲望を吐き出すと、智樹もまた何発もの精液の弾丸を茜の子宮口に向けて打ち出す。
「はうぅ!しゅごい!しゅごいのぉ!お腹!お腹の中で?ふえ?お、おなかぁ?」
いつのまにぼっこり茜の胎が膨れていた。精液で膨れているのではない。本当に妊婦のように内側の何かよって膨らんでいるのだ。
「なに?なにこれ?あれ?うそ?出るぅ、でちゃうぅ!子宮から、子宮から出てくるぅ!!!!」
「え?」
思わず茜からペニスを引き抜く智樹。
茜の子宮から、何かが出てきてペニスを押し戻したのだ。
「あぐ、あふぅ、ひもひぃ!!!」
ヴァギナをみちみちとこじ開けて、卵がゆっくりと茜の中から出てきた。ころんと床に転がったそれはやがてひび割れ、中から何かが出てきた。
『伝導型肉バイブを練成しました!股間に取り付けることで、感覚神経と接続します。※射精はしません。射精するためには伝導型玉袋を入手してください』
「で。なにこれ?」
「う〜ん」
のどかは卵からひょいとそれを取り出す。それはのどかのものと見紛うほどに立派な、ペニスそっくりの何かだった。いや、肉で出来てるようなので切り取られてペニスそのもののような形状をしている。
ただペニスの末端はなにやらぐにゃぐにゃとミミズのようなものが蠢いていた。
「とりあえず、ぴと」
「ぴと?え?のどか?ちょっ。ちょっとぉぉぉぉ!!!!!」
のどかは手にしたバイブのミミズの方を茜の股間に押し付けてみる。すると・・・。
「ちょっと、んはぁ!なんか、なんかはいってくるぅ!!!」
ミミズが蠢き、神経回路を茜と接続する。しばらくすると、茜の股間には乳房まで届く巨大な肉棒が生え出していた。
「おおー。すごいね、これ」
「ちょっと、のどか!のどか?の、あふん!な、なめないでっ!あふ!なめちゃ!なめちゃらめぇ!」
のどかは生えたての茜のペニスをぴちゃぴちゃと舐め始めた。そのまま茜と正面から抱き合うようにすると、三つのペニスが4つの乳房の間に挟まれて、お互いにこりこりと刺激しあった。
「あ、これ、いいかも・・・」
気がつけばのどかと一緒に三つのペニスを片っ端から舐めていた。
「あむ、んちゅ、ちゅぱぁ、しゅごい、しゅごいのぉ!んちゅ、ちゅぱっ!しゅごいぃぃ!!!!」
「んちゅ、んふ、茜、かわいい、ああ!そこ!そこいいよぉ!あん、出るぅ!茜でるぅ!」
ぶしゃあああああああああと大量のザーメンが二人の美少女を白く汚す。茜の擬似ペニスもザーメンこそ出さないものの絶頂したらしくぴくぴくと震えていた。
「ね、茜?いれて?ちんぽいれてぇ」
「うん、いれる、いれるぅ!おまんこにちんぽぶちこむぅ!!!」
茜はさっさとのどかを寝かせると、じゅっくじゅくのヴァギナに擬似ペニスをもぐりこませた。
「あひぅ!しゅごいぅい!のどかの中!なかしゅごい!ふわ!こしぃ、こしがとまんにゃいぃぃ!!!」
「す、すご!茜、あかねすごい!あ、ちんぽしゃぶりながら、パイズリしながらぁ、テコキしながら腰ふらないでぇ!いく!すぐにいっちゃう!いっちゃうのぉ!!!」
「すごい!しゅごい!智樹くん!後ろから、後ろからついてぇ!はやく!やりたくて!いきたくておまんこの気が狂っちゃう!」
「入れます!」
「ふぅぅぅわぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
初めてのペニスとヴァギナの二重奏に茜が乳房をわななかせて震える。
「ひぐぅ!ひっちゃううううううううう!」
のどかの二本のペニスから噴出したザーメンに再び全身を白く染められながら、茜は恍惚とした表情で腰を振るのだった。
快楽におぼれる三人は気がつかない。
なぜ、このような強力なモンスターが松涛迷宮の3階層に現れたのか?
なぜ番の雄の蜘蛛がいないのか?
それはいずれ、誰もが知ることとなる。
次
「あぁ、最高だ。有香、すげーうまいな」
「ふふ、ふぁりふぁふぉう。じゅるるるる」
「うおっ」
松涛迷宮。
その暗がりの中で、豊満な乳房を揺らす裸の女が男の肉棒をしゃぶっていた。丁寧に丹念に、時に激しく、男のペニスを小さな舌で、ぷるぷるした唇で、あるいは揺れる谷間で刺激する。
仁王立ちする男をこびる様に見上げながら、ちゅぱちゅぱと肉棒をすすっている。
「もう、我慢できねぇ。有香、入れるぞ」
「あん、こらぁ」
口では抵抗して見せるが、女の声は娼婦の様に淫蕩だ。
男はその場に女を押し倒し、すっかり濡れそぼったヴァギナに肉棒を挿入した。
「ああん!おっきぃ・・・」
「うおっ、す、すげ・・・、ちょ、しめつけ、うわぁっ」
ヴァギナの中はまるで楽園だった。あまりの気持ちよさに男は入れた瞬間に射精していた。
「す、すまん。ちょっとだけ、待ってくれるか?すぐに回復するからよ」
「あらぁ、大丈夫よ」
「え?」
女は細い腕を男の頸に絡ませると、ぺろりと唇を艶かしく舐める。
「すぐに起たせて上げる」
『スキル:狡猾が解除されました。魅力値の偽装が解除されます』
「は・・・、う・・・わ・・・」
男は目の前の女から目が離せなくなっていた。美しいとかそうじゃないとかそういう問題ではなかった。男の本能が女の肉を欲している。
気がつけば涙を流しながら、そしてとめどなく射精しながら男はがむしゃらに腰を振っていた。
「ああん、いいよぉ、もっとぉ、もっと突いて、もっと出してぇ。白い子種汁、子宮にいっぱい吐き出してぇ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、うぐぅ!!!!」
何十発も射精しながら、それでも男は止まれない。すでに女の胎は男の出した精液で妊婦のように膨らみ始めていた。
男は気付かない。
快楽に脳がとろけるほどに、その身体は黒い毛で覆われ、もとの何倍も大きくなっていくのを。
男は気がつかない。
「いいわよ。ぶっっといおちんちん、もっとガンガン打ち付けて?」
『あおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!』
己がすでに獣の咆哮を上げていることを。
「そう!いいわぁ、もっと突きなさい。ママのおまんこ、ザーメンでぐちょぐちょにして?さぁ、出してぇ」
『るるるるおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!』
洞穴に、獣と化した男の声が、しばらく響き続けた。
戌神の王国は、少しづつ、しかし確実にその勢力を伸ばしつつあった。
「うふふ。もう少し子供達が増えたら・・・。一緒にお外に遊びにいきましょうね」
「はぁっ!」
ショートヘアーの快活な少女が、その印象を裏切らぬ身軽な動きで、松涛迷宮3階層の敵性生物、鎧蠍を切り裂いた。獣の耳と尾を持つ獣人にして死霊王である少女が手にした黒い太刀が、僅かな光を鈍色に反射する。鋼鉄よりも強硬な鎧蠍がまるでバターの様に両断されたのは、ひとえに少女――のどかの恐るべき腕 力のなせる業であった。
「お見事です!のどか様」
「歯ごたえないね。もうちょっともぐんないと駄目かな?どう、茜」
「ちょ、ちょっと、待って」
茜は両断された蠍の前で複雑そうな表情をしながら何がしかのスキルを発動させる。しばしの間、端末の人工音声が無感動にメッセージを読み上げる。
『スキル:強制搾取に失敗しました。摘要レベル範囲外です。魂を喰らうに値しません』
「だめかぁ」
のどかががっかりしてそう言うと、茜がほっとため息をついた。
「やはり駄目でしたね。あまりにも弱い敵は茜様の糧とはならないようです」
「雑魚でも死ぬほど食えば茜が安全にパワーアップできると思ったのにね。そう簡単にはいかないかぁ」
「普通にレベル上げしよ?ね?何も強制搾取じゃなくてもいいじゃない」
智樹とのどかの言葉に茜は殊更明るくそう言った。毎日のように魔王たちと交歓を楽しむ茜だが、そこは14歳の少女。恥じらいがないわけではない。強制搾取を発動させると言うことは、敵性生物相手に痴態を演じることになるのだ。
それほど向上欲を持つわけでもない茜にとって、順当にレベルを上げることのほうが重要なのだった。
茜とのどかと舞、そして智樹が松涛迷宮にもぐりこんで2週間が経とうとしていた。クラインの胃袋に入れて持ち込んだ大量の保存食も底を突きかけている。4人 ほどの魅力値になると雑菌が繁殖を許されない為匂ったりすることはないが、舞はそろそろお風呂に入りたいなぁと思わないでもなかった。
「ん?」
「どうしたの、のどか?」
「し・・・」
のどかが獣の耳をそばだて、何かに耳を傾ける。小さな鼻もすんすんと鳴らす。そして、にんまりと茜に笑いかけた。
「なんか、ツイてるみたいだね」
「は?」
「智樹!銃化して弾丸を装填しといて。大物が来るっ」
「了解」
「大物?」
智樹はすばやくスキルを発動して両腕を肉で出来た猟銃に変化させる。
「魔王弾(カオスブレッド)装填しました」
「OK」
のどかも腰に下げた黒刀をしゃらりと引き抜く。
茜と舞もまた、緊張の面持ちで腰の短刀を引き抜いた。
――――そして、しばしの沈黙の後。
「来た――――」
それが闇から這い出てきた。
『るおおおおおおおおおおおン!!』
『固体名:アルケミック・スパイダー
レベル:参
種族:秘蟲種
筋力:610
敏捷性:520
知力:82
魔力:44
魅力:320
保有スキル:受胎練成(アイテム) 受胎練成(武具) 受胎練成(鋼糸)』
その影は、意外にも豊満な乳房を露出した美しい女性だった。少なくとも胴体までは。足の付け根から下にはグロテスクな巨大な蜘蛛が生えだしていて、かさかさと迷宮の床を走っている。
蜘蛛のちょうど頭のあたりでは、女の部分のヴァギナがぱっくりと口を開けており、あまつさえ白い液体が付着している。
胎はまるで妊婦のように膨れていた。
「気持ち悪っ。でも大物が来たね。今度こそ茜とやれるといいな」
「のどかっ!いきなり変なこと言わないでよ」
『ひぎぃ』
「え?」
まだ何もしないうちに、女の部分が気持ちの悪い悲鳴を上げる。そして、開きっぱなしのヴァギナから何かがずぶずぶと液体にまみれて押し出されてきた。
「な、出産?」
「なんなの?こいつ?」
攻撃するのも忘れて呆気に取られて見ていると、出てきたのは丸い卵だった。卵はやがてひび割れ、中から意外なものが出てくる。
「え・・・?斧?」
卵から出てきたのは金属製の斧だった。しかも一目で業物と分かる強力な武器だ。
「ぶ、武器を出産する能力?」
「そんな馬鹿な・・・」
女の腕が斧を掴み、そして蜘蛛の脚で4人に襲い掛かる。
「このっ」
茜は腰から抜いたナイフをそのグロテスクな脚めがけて振り下ろす。しかし女の腕がすばやく斧を振りかざす。
キン、と鋭い音がして、敵をはるかに凌ぐ腕力を持つはずの茜の武器がはじかれた。
「うっそ!」
「茜、どいて!」
のどかが素早く蜘蛛に踊りかかる。戌神が落とした黒い刀を翻し、蜘蛛めがけて振り下ろす。刀の一撃は女の腕の一本を見事に切り飛ばした。
『ひぎぃ!』
「あ、こら待て!」
蜘蛛は絶叫しながら迷宮の奥に逃げ込む。4人は目配せするとすぐに蜘蛛の後を追った。
「なんなの、あいつ」
「・・・たぶん聞いたことがあります」
「智樹くん、本当」
「ええ。アルケミック・スパイダー。恐ろしく希少性の高い番の蜘蛛で、雄が雌を孕ませると、強力な武具やアイテムを生み出すと言う特殊な生物です。威力は雄の能力に依存するとかで、アルケミック・スパイダーが市場に出ると凄い値段がつくとか」
「し、市場?」
「飼うんですよ。物好きな金持ちが」
「いた!」
しばらく走ると、件の蜘蛛が4人を待ち構えていた。ただしその女の身体に分厚い鎧を着込んで。
「めんどっ」
「僕がやります」
智樹が一歩前にでる。銃と化した腕を蜘蛛に向ける。そして恐るべき高速で次々と弾丸が射出される。
『ぎひぃ!!』
狙いは蜘蛛の脚だった。グロテスクな脚が魔力の塊の弾丸に貫かれ次々と消し飛んでいく。
『ぎぃ!』
「でかした、智樹!」
そして飛び上がるのどか。
次の瞬間には、身動きの取れない鎧の隙間に、黒い刀が叩き込まれていた。
「なに、にやにやしてるのっ」
「べっつにぃ〜」
「もう!」
蜘蛛の死骸の前で、茜は深呼吸していた。
(お願い!起き上がらないで・・・)
茜がスキルを発動する。すると・・・。
『「スキル:強制搾取」が発動しました。一定範囲内の崩壊中の生体細胞から、強制的に生体エネルギーを搾取します』
むくりと起き上がった蜘蛛がおもむろに鎧を脱ぎだした。
「やっぱり〜」
「よし」
「なんでのどかが気合入れてるの!こら、智樹くんパンツ脱がないっ。あうん・・・」
いつの間にか、蜘蛛のヴァギナの中から生えだしたグロテスクな肉棒が、茜の下着に押し付けられていた。
「ちょ・・・、待って、待ってったらぁ・・・。あうん!くはっ、はいるぅ!はいってくるぅ!ひぅん!」
ずぶずぶと後ろから肉棒を突き入れられる茜。その表情がたちまち快楽にゆがむ。蜘蛛は茜を抱えるようにして残った片腕で持ち上げると、茜の頭を豊満な乳房の間に挟みこんだ。
「あぁ、ちんこいい・・・でかいちんこいいよぉ・・・」
茜は思わず腰をうごかし、ヴァギナの中のペニスを扱き上げる。
「あぁ、茜、気持ちよさそう・・・」
「茜様っ、ああ!茜様!」
智樹とのどかはお互いのペニスを扱きあっていた。智樹は両手でのどかの二本のペニスをしこしこと扱く。
「あん!いい!いいよ!んちゅ、あふぅ!んちゅ、ちゅぱっ」
蜘蛛が茜の乳首をこりこりと弄ると、茜も押し付けられる乳房の乳首を弄ったり、吸ったりし始めた。
心なしか蜘蛛の腰の動きが早まり、茜の子宮の奥を付きあげる。
「んはぁ!いい!子宮の奥!おくがいいの!もっと、もっとついて!」
ぶびゅるるるるるるるる!!!!!!!!
最初の射精が茜の子宮を叩く。熱いザーメンが子宮内で暴れる快感で茜は潮を吹いて絶頂した。
すると蜘蛛は体位を変え、茜を寝かせると正上位でペニスを挿入する。
「ああっ!いいとこ!いいとこにあたってるの!いい!最高!きもちいいのぉ!!」
「茜、お願い!」
「うん、いいよ、んちゅ、のどかのデカチンコ、ちゅぱ、舐めてあげるね、んちゅ、智樹くんのちんぽも扱いてあげる。あ、智樹君、こっちのちんぽ舐めてあげて」
のどかと智樹が茜の両側に陣取ると、茜はのどかのペニスを一本口に含みながら智樹のペニスを扱き、智樹はのこったのどかのもう一本のペニスをフェラチオし始めた。
「あふぅん!いい!二本ちんぽがぁ!ちんぽ気持ちいいよぉ!」
「んちゅ、いいです!ちゅぱ、いいです茜様!もっと、もっとしごいて!ザーメンびゅくびゅくでますぅ!んちゅぱっ、ちゅぱ、じゅうるるるるるちゅぽんっ!ちんぽなめながらぁ、ちんぽ汁だしちゃうぅぅぅ!!!!」
「いいの!いいよぉ!でてる!ザーメン子宮に出てる!のませてぇ!お口からもザーメン飲ませてよぉ!」
びゅくっびゅうるるるるるるるるる!!!
「んはぁっ!おいしい!んくっ、ちゅぱ、あむ、おいしいよぉ!ザーメンが、顔にもおっぱいにもおへそにもかかってるぅ!ザーメンシャワーきもちいい!!!」
饗宴は、蜘蛛が干からびてからも続いた。
すでにからからになった蜘蛛の遺骸を傍らに、のどかの二本のペニスが茜と智樹のアナルを、智樹のペニスが銃化して茜の子宮をえぐっている。
智樹は正上位で茜の乳房に貪りつくようにして腰を振り、そんな二人の菊門を、のどかが後ろから同時に貫いているのだった。
「ああ!いい!いいの!ぶっといちんぽが。ザーメンいっぱいびゅくびゅくするよぉ!ひぐ!またひぐ!ふぅん!!!!!」
茜がイケば、アナルと膣壁が締め付けられ、のどかと智樹もすぐに射精してしまう。
「あああ!でます!でちゃいます!お尻掘られながら!主人のおまんこにザーメン弾丸発射するのぉ!でちゃう!でちゃうぅう!!!!!」
「でるでるでるでるでるぅ!二本ともでるぅ!ザーメン出すよ!いっぱい!いっぱい出るぅ!!!!!」
のどかが巨乳をわななかせながら二つのアナルに欲望を吐き出すと、智樹もまた何発もの精液の弾丸を茜の子宮口に向けて打ち出す。
「はうぅ!しゅごい!しゅごいのぉ!お腹!お腹の中で?ふえ?お、おなかぁ?」
いつのまにぼっこり茜の胎が膨れていた。精液で膨れているのではない。本当に妊婦のように内側の何かよって膨らんでいるのだ。
「なに?なにこれ?あれ?うそ?出るぅ、でちゃうぅ!子宮から、子宮から出てくるぅ!!!!」
「え?」
思わず茜からペニスを引き抜く智樹。
茜の子宮から、何かが出てきてペニスを押し戻したのだ。
「あぐ、あふぅ、ひもひぃ!!!」
ヴァギナをみちみちとこじ開けて、卵がゆっくりと茜の中から出てきた。ころんと床に転がったそれはやがてひび割れ、中から何かが出てきた。
『伝導型肉バイブを練成しました!股間に取り付けることで、感覚神経と接続します。※射精はしません。射精するためには伝導型玉袋を入手してください』
「で。なにこれ?」
「う〜ん」
のどかは卵からひょいとそれを取り出す。それはのどかのものと見紛うほどに立派な、ペニスそっくりの何かだった。いや、肉で出来てるようなので切り取られてペニスそのもののような形状をしている。
ただペニスの末端はなにやらぐにゃぐにゃとミミズのようなものが蠢いていた。
「とりあえず、ぴと」
「ぴと?え?のどか?ちょっ。ちょっとぉぉぉぉ!!!!!」
のどかは手にしたバイブのミミズの方を茜の股間に押し付けてみる。すると・・・。
「ちょっと、んはぁ!なんか、なんかはいってくるぅ!!!」
ミミズが蠢き、神経回路を茜と接続する。しばらくすると、茜の股間には乳房まで届く巨大な肉棒が生え出していた。
「おおー。すごいね、これ」
「ちょっと、のどか!のどか?の、あふん!な、なめないでっ!あふ!なめちゃ!なめちゃらめぇ!」
のどかは生えたての茜のペニスをぴちゃぴちゃと舐め始めた。そのまま茜と正面から抱き合うようにすると、三つのペニスが4つの乳房の間に挟まれて、お互いにこりこりと刺激しあった。
「あ、これ、いいかも・・・」
気がつけばのどかと一緒に三つのペニスを片っ端から舐めていた。
「あむ、んちゅ、ちゅぱぁ、しゅごい、しゅごいのぉ!んちゅ、ちゅぱっ!しゅごいぃぃ!!!!」
「んちゅ、んふ、茜、かわいい、ああ!そこ!そこいいよぉ!あん、出るぅ!茜でるぅ!」
ぶしゃあああああああああと大量のザーメンが二人の美少女を白く汚す。茜の擬似ペニスもザーメンこそ出さないものの絶頂したらしくぴくぴくと震えていた。
「ね、茜?いれて?ちんぽいれてぇ」
「うん、いれる、いれるぅ!おまんこにちんぽぶちこむぅ!!!」
茜はさっさとのどかを寝かせると、じゅっくじゅくのヴァギナに擬似ペニスをもぐりこませた。
「あひぅ!しゅごいぅい!のどかの中!なかしゅごい!ふわ!こしぃ、こしがとまんにゃいぃぃ!!!」
「す、すご!茜、あかねすごい!あ、ちんぽしゃぶりながら、パイズリしながらぁ、テコキしながら腰ふらないでぇ!いく!すぐにいっちゃう!いっちゃうのぉ!!!」
「すごい!しゅごい!智樹くん!後ろから、後ろからついてぇ!はやく!やりたくて!いきたくておまんこの気が狂っちゃう!」
「入れます!」
「ふぅぅぅわぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
初めてのペニスとヴァギナの二重奏に茜が乳房をわななかせて震える。
「ひぐぅ!ひっちゃううううううううう!」
のどかの二本のペニスから噴出したザーメンに再び全身を白く染められながら、茜は恍惚とした表情で腰を振るのだった。
快楽におぼれる三人は気がつかない。
なぜ、このような強力なモンスターが松涛迷宮の3階層に現れたのか?
なぜ番の雄の蜘蛛がいないのか?
それはいずれ、誰もが知ることとなる。
次
最新コメント