様々な小説の2次小説とオリジナル小説

 俺の誕生日パーティーは、予定どおりブライヒレーダー辺境伯の王都屋敷で行われた。
 招待客は、ブライヒレーダー辺境伯が厳選した貴族と大商人たちだけで2000名。
 主な参加者は、ルックナー財務卿、エドガー軍務卿、ラングレー公爵、アームストロング伯爵などの面々である。

「少年! 誕生日おめでとうなのである!これからも、共に魔法使いの最高峰を目指そうではないか!」

 導師からの握手を受けた。

「導師! 痛い! 痛い!」

 続けて、肩をバンバンと叩かれた。
 参加者の挨拶やプレゼントの受け取りでものすごく忙しかった。
 ようやくその仕事も終わり、来週は関係者だけで誕生日パーティーが行われる。

 参加者は、ハクカ、リア、ミュウ、ラト、イザベル、リッドといつもの面子に加えて、ヴィルマ、ミリヤムさん、リッドが王城で友達になり、俺たちと武器を用いた模擬戦をするようになった金髪、緑の瞳を持った青年のグリードとヴェル、エル、イーナ、ルイーゼ、ジビラ、エリーゼといった面子とブランタークさん、アームストロング導師、アルテリオさん、ザフト夫妻、アランさん、マイル夫妻も参加することになっていた。

 この日に行われた誕生日パーティーは、アットホームな雰囲気で楽しく終わった。
 みんなでワイワイ楽しく料理を食べ、プレゼントをもらい、ケーキに立てたロウソクの火を消す。

 パーティーが終わった深夜。
 俺は、自室に戻ることにした。
 自室の扉を開けると

「私が、プ・レ・ゼ・ン・ト」

 ハクカが頬を赤らめ、ミニスカメイド服、猫耳の格好をしながら言ってきた。
 俺は、ハクカの姿と言葉に頭が真っ白になったのだが、俺の頭とは裏腹に

「・・・・・る・・ルー・・・ルーク」

 ハクカが慌てた声を出していたが、俺の身体はハクカを抱きしめていた。
 ハクカの柔らかな肢体、清き白き花の匂いに俺は、瑞々しい唇をめがけて

「・・・ルー・・・ク・・・待って・・ここは・・・駄目」

 ハクカの強い静止にピクリと止まった。

「人が来るから・・・」

 頬をさらに赤くするハクカの言葉に苦笑しながら

「そうだな」

 そして、俺は瞬間移動した。

「・・・え・・・・」

 夜を照らす、淡き光の月、彩る無数の白き淡い光。
 足元には、緑の草と色とりどりの花々の絨毯、白き花を咲き誇らせる大樹。

「・・・きれい」

 ハクカが幻想的な光景にうっとりとしていた。
 俺もハクカと幻想的な光景に見惚れながら

「・・・ハクカ・・・好きだ」

「・・・うん・・・わたしも・・・るーくのこと・・・すき」

 本能が今すぐハクカを自分のものにしたいと頭が占める。

「・・・受け取ってほしい」

 俺は、魔法の袋から一つの木箱を取り出し、中をハクカに見せる。

「・・・あ・・・はい」

 俺は、ハクカの左手を手に取り・・・・。
 ハクカが、左手の薬指に付けられた物を見て、笑みを浮かべた。
 俺は、ハクカの笑みに身体を抱きしめた。
 ハクカがオズオズと俺の身体を抱きしめた。
 そのまま、ハクカが目を閉じたので、俺は、ハクカとキスをした。

「・・・んっ・・・ぁ・・・」

 ハクカの口に舌をいれ、ハクカの舌を絡ませ合わせながら、ハクカの歯をなめとる。

「・・・ぁ・・・・ぃ・・・・・ぁ・・・・」

 舌と舌が絡み合い、唾液と唾液が結びつき、ハクカの体から力が抜けてきていた。

「・・・ハァハァ・・・・」

 口を離すとお互いの唾液と唾液が結びつき、ハクカが頬を赤らめ息を乱していた。
 ハクカの様子に笑みを浮かべ、再び、ハクカと深いキスを落とす。

 そのまま数分・・・数十分・・・・。 

「・・・クション」

「・・え・・・あ・・・悪い」

 ハクカがクシャミをした。

「・・・寒かったか」

「・・・うん・・・」

 ハクカをローブで包み、暖める。

「・・・そろそろ戻るか?」

「・・・あの・・・空から景色みたい」

「・・・分かった」

 ハクカのリクエストに答え、二人で空から見える景色を楽しんだ後、屋敷に戻った。
 屋敷に戻ったら、二人ともお風呂に入った。
 お風呂から上がるのを待ち、ハクカを自室まで送り、

「・・おやすみなさい」

「ああ・・・おやすみ」

 ハクカを抱きしめ、軽いキスをした。



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