ケイの転生小説

　今日は、ルークが皆に花束をくれた。
　全員が違う花だったことから、店員さんのお話を聞きながらルークが選んだ品だよね。
　ルークが真剣に選んでくれたのだから、すごくうれしいな。

「キキョウね」

「ミリアリアさん、花言葉ありませんでしたか？」

「あったわね。確か永遠の愛だったかしら」

「永遠の愛・・・」

　私は、その言葉を聞いて

　ドキドキ

　と心臓が脈打ちました。

「他の人のは、ミュウちゃんがカンナね」

「意味は？」

「情熱、快活、永遠かしら」

「へえ〜・・・快活かな」

「イザベルちゃんのは」

「オンシジュームで、可憐ね」

「・・・可憐ね」

「ハクカちゃんに渡したお花は、特別な愛の花ね」

「・・・愛の・・・花」

「良かったわね」

「はい」

　私は、自然と笑みを浮かべた。



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