様々な小説の2次小説とオリジナル小説

「今日は、『同調魔力循環』をする予定だ」

 翌朝。
 ルークがそう宣言しました。

「いつもの魔力循環とどう違うの?」

「ああ・・・・単純に僕がハクカに魔力を流すから、ハクカは、魔力を全身に循環させて、僕のほうに魔力を流して欲しい。徐々に速度を上げて欲しい」

「うん」

 私は、ルークの手を握ると温かな物が流れてきた。
 
 その魔力を全身に循環させるイメージ・・・って、どうやるんだろう?

「あのルーク・・・ぜんしんにまりょくをじゅんかんさせるイメージって・・・どうやればいいの?」

「・・・え・・・血液を全身に循環させる感じかな」

「けつえき?」

「分かった・・・僕がハクカに魔力を流すから、その通りに循環させるといい」

「おねがいします」

 ルークが、私に魔力を流してきた。
 温かだった物が左手から流されていき、徐々に私の全身を満たしてきました。

「やり方わかった」

「うん・・・こうだよね」

 ルークのやり方を真似る。

「それでいい」

 一安心なのもつかの間。
 ルークが、私の魔力を引っ張ってきました。

 変な感じだよ。

「・・・は・・・や・・・い・・・よ」

「安心していい。僕が支えているから」

「・・・う・・ん」

 加速する魔力。

 全身が温かく満たされていき、ポカポカする。



「・・・・ハァハァハァ」

「やりすぎたか」

 30分後
 ルークが息を乱している私を心配そうに見ていました。
 あの後、私が加速したのを見て、魔力循環を任せてくれたけど、時折、ルークが魔力を加速に加わったので、休める暇がなかったよ。
 ルークが感想を聞いてきたので
 
 ポカポカして、フワフワする感じだよ。

 と伝えて、何か考え込んでいたけどなんだったんだろう。



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