様々な小説の2次小説とオリジナル小説

〜3ヶ月後〜

「ええーー!!!」

美雪がマンションまで迎えに来てからの道すがら、美雪から告げられた言葉に思い切り驚いた。

「そこまで驚かなくても…」

「いや、驚くでしょ! ”妊娠した”なんて言われたら!」

「いえ、驚き過ぎですよ」

ここ暫く、美雪がなにか言いたげだったのは察していた。
ただ美雪が僕に言うべきだと判断したら言ってくれるだろうと待っていた。
そうしたら、

「あの、ちょっと大事なお話が…」

「なに?」

「水無先生の子供が、私のお腹に…」

と、嬉しそうにはにかみながら告げられてしまった。
確かに避妊もしないで、あれだけ中出ししてれば出来てもおかしくないんだけど…。

「ところで、今度の日曜日何か予定が入ってる?」

「いえ、なにもありませんが」

「じゃあ、僕と買い物に行こう」

「良いですよ。 何を買いに行くんです?」

「美雪との”婚約指輪”を」

「うれしいです!」

この半年以上後に美雪は僕の”息子”を出産した。
美雪も一人では満足しないようなので、まだまだ迫ってくるだろうな…。
尚、美雪以外の女性とは全くしていないが意外と数多くの子供を作った。
最終的に、息子4人、娘12人の大家族である。

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