翌日。
窓から差し込む光で目が覚めた。
起きたら一人で驚いたのだが、ここ1ヶ月近く光お姉ちゃんと一緒に寝ていたのが原因か。
「おはよう」
「おはよう。秋君」
起きたら光お姉ちゃんに挨拶された。
僕たちは、ご飯を食べた。
「というわけだから、行こうと思う」
「・・・それって危険よ」
「といっても光お姉ちゃんのほうが危険だよ」
「それはそうだけど」
光お姉ちゃんを説得してどうにかオーガの村から出ることができた。
目的は、転移者のひとりに会いに行くことだ。
さすがに無理やり、女性の自由意志を奪うスキルを発動させている転移者を野放しにはできないのだ。
縁野 詩夕が出発しているのであとをつけるのは簡単である。
何せスキルに『探索』があるからである。
『探索』の目的を縁野 詩夕の拠点にして、数十kmなら範囲内である。
翌日
縁野 詩夕を発見した。
ついでに拠点の場所も把握した。
ここから南西付近に数十km先のようだ。
今の僕なら2時間ほど走れば目的地につける。
縁野 詩夕の足なら翌日の昼ぐらいにはつけるかな。
翌日
縁野 詩夕より先回りして拠点に到着したのだが
「これは・・・・壊れている」
建物が盛大に壊れていたのだ。
周囲を探索すると現地人6人と転移者3人の遺体があった。
【魂くらいが発動しました。スキルやスキルポイントを獲得します。魂を死を司る神に献上します】
現地人や転移者を埋葬したら、オーガの村に急いで戻るのであった。
およそ10時間近く走り、どうにかオーガの村に到着した。
「ただいま」
「おかえりなさい」
光お姉ちゃんに挨拶を交わし、光お姉ちゃんの料理を食べた。
説明をすると安心した顔をされた。
翌日。
僕は、オウカに案内され、道場に向かい、強さを確認されるために、オーガマスターと模擬戦をすることになった。
スカ ドン スカ
先ほどからオーガマスターに攻撃するも普通にかわされた。
「やりおる」
実に楽しそうであるが、まったく攻撃が届かない。
蓬莱さんの教えによる攻撃が届かなかった。
逆に
「『硬質化』」
拳で攻撃されそうなところで、身体全体を硬化させ、攻撃を防いだ。
「ほお・・・・今のを防ぐか」
先ほどより強き拳でオーガマスターが攻撃してきた。
「『硬質化』『気』」
を慌てて、攻撃を防ぐ。
ドガドガドガ
「『魔神剣』」
オーガマスターが拳を向け、攻撃し終わったところで剣に気を乗せ、気を衝撃波として放つ。
オーガマスターにあたるが、まったくの無傷
キーン
「ほう」
ポタポタ
「おじいちゃん」
オウカの驚いた声が響く。
少しだけだが、腕に切り傷をつけ血を流させることに成功したようだ。
「ハァハァハァハァ」
「それで発展途上とは末恐ろしい」
僕が、道場に倒れこんだ。
僕の剣と拳の指導係は、実力者であるオーガの中年であった。剣や拳の技量では僕をもしのぐ。
秋の剣と拳の技量は、オーガの指導によりメキメキと伸びていった。
そして、1日1回やるオーガマスターとの模擬戦により秋の戦闘能力は増えていた。
次
窓から差し込む光で目が覚めた。
起きたら一人で驚いたのだが、ここ1ヶ月近く光お姉ちゃんと一緒に寝ていたのが原因か。
「おはよう」
「おはよう。秋君」
起きたら光お姉ちゃんに挨拶された。
僕たちは、ご飯を食べた。
「というわけだから、行こうと思う」
「・・・それって危険よ」
「といっても光お姉ちゃんのほうが危険だよ」
「それはそうだけど」
光お姉ちゃんを説得してどうにかオーガの村から出ることができた。
目的は、転移者のひとりに会いに行くことだ。
さすがに無理やり、女性の自由意志を奪うスキルを発動させている転移者を野放しにはできないのだ。
縁野 詩夕が出発しているのであとをつけるのは簡単である。
何せスキルに『探索』があるからである。
『探索』の目的を縁野 詩夕の拠点にして、数十kmなら範囲内である。
翌日
縁野 詩夕を発見した。
ついでに拠点の場所も把握した。
ここから南西付近に数十km先のようだ。
今の僕なら2時間ほど走れば目的地につける。
縁野 詩夕の足なら翌日の昼ぐらいにはつけるかな。
翌日
縁野 詩夕より先回りして拠点に到着したのだが
「これは・・・・壊れている」
建物が盛大に壊れていたのだ。
周囲を探索すると現地人6人と転移者3人の遺体があった。
【魂くらいが発動しました。スキルやスキルポイントを獲得します。魂を死を司る神に献上します】
現地人や転移者を埋葬したら、オーガの村に急いで戻るのであった。
およそ10時間近く走り、どうにかオーガの村に到着した。
「ただいま」
「おかえりなさい」
光お姉ちゃんに挨拶を交わし、光お姉ちゃんの料理を食べた。
説明をすると安心した顔をされた。
翌日。
僕は、オウカに案内され、道場に向かい、強さを確認されるために、オーガマスターと模擬戦をすることになった。
スカ ドン スカ
先ほどからオーガマスターに攻撃するも普通にかわされた。
「やりおる」
実に楽しそうであるが、まったく攻撃が届かない。
蓬莱さんの教えによる攻撃が届かなかった。
逆に
「『硬質化』」
拳で攻撃されそうなところで、身体全体を硬化させ、攻撃を防いだ。
「ほお・・・・今のを防ぐか」
先ほどより強き拳でオーガマスターが攻撃してきた。
「『硬質化』『気』」
を慌てて、攻撃を防ぐ。
ドガドガドガ
「『魔神剣』」
オーガマスターが拳を向け、攻撃し終わったところで剣に気を乗せ、気を衝撃波として放つ。
オーガマスターにあたるが、まったくの無傷
キーン
「ほう」
ポタポタ
「おじいちゃん」
オウカの驚いた声が響く。
少しだけだが、腕に切り傷をつけ血を流させることに成功したようだ。
「ハァハァハァハァ」
「それで発展途上とは末恐ろしい」
僕が、道場に倒れこんだ。
僕の剣と拳の指導係は、実力者であるオーガの中年であった。剣や拳の技量では僕をもしのぐ。
秋の剣と拳の技量は、オーガの指導によりメキメキと伸びていった。
そして、1日1回やるオーガマスターとの模擬戦により秋の戦闘能力は増えていた。
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