土屋たちが拠点を手に入れてから午前中に蓬莱さんから家作りの基礎を実践で学んだ。もちろん本格的な住居を作成するには時間が足りないので簡易的な小屋や竪穴式住居程度であった。その代わりに、土屋たちの拠点の手伝いである。あくまで手伝いであるのは、ここが土屋たちの拠点だからである。
午後は、食糧確保である。
「・・・これでいいでしょうか?」
「うむ・・・確かに受け取ったぞ」
光おねえちゃんが小麦粉と引き換えに蓬莱さんから大量の調味料と交換していた。
「意外とあるね」
調味料一式をなめていた。どう控えに見積もっても1年は余裕で持つな。
その間に村が見つかればよし、見つからなかったら1年後に来る船に乗り込むことになる。
食糧確保が終わり、土屋さんたちにスキルを『譲渡』することにした。
僕の宣言にそれぞれ何かしら思い悩むサクラさんたち。
大して悩んでなさそうなのは土屋さんと蓬莱さんぐらいであった。
何に悩んでいるのか聞くと、どうやらサクラさんの場合は攻撃系がないので足手まといであることを気にしているようだ。
刹那の話を聞くと、どうやら『妖刀 村雨』を使いこなすにはレベルを上げないといけない点で悩んでいるようだ。
「つまりスキルが使えないと」
「ああ」
「で、刹那よ。どうするのだ」
「このまま頑張ってみるぜ」
「分かった」
こんな日々をすごしていた。
次
午後は、食糧確保である。
「・・・これでいいでしょうか?」
「うむ・・・確かに受け取ったぞ」
光おねえちゃんが小麦粉と引き換えに蓬莱さんから大量の調味料と交換していた。
「意外とあるね」
調味料一式をなめていた。どう控えに見積もっても1年は余裕で持つな。
その間に村が見つかればよし、見つからなかったら1年後に来る船に乗り込むことになる。
食糧確保が終わり、土屋さんたちにスキルを『譲渡』することにした。
僕の宣言にそれぞれ何かしら思い悩むサクラさんたち。
大して悩んでなさそうなのは土屋さんと蓬莱さんぐらいであった。
何に悩んでいるのか聞くと、どうやらサクラさんの場合は攻撃系がないので足手まといであることを気にしているようだ。
刹那の話を聞くと、どうやら『妖刀 村雨』を使いこなすにはレベルを上げないといけない点で悩んでいるようだ。
「つまりスキルが使えないと」
「ああ」
「で、刹那よ。どうするのだ」
「このまま頑張ってみるぜ」
「分かった」
こんな日々をすごしていた。
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