様々な小説の2次小説とオリジナル小説

 校舎から一番遠くにあるのは、位置関係的には女子寮である。次に遠い位置にあるのが育芸館である。僕たちが目指すのは、3番目に遠い位置にある男子寮である。
 そのころ、和弘たちは、作戦を実行していた。

 10分後

 男子寮前に到着。

「・・・うそ」

「・・・・・ぁ」

「これは」

 僕たちは、絶句していた。
 男子寮の目の前に、男子生徒の焼遺体が200体規模とはいえ山ずみにされていたのだ。僕の友人たちもその中にいた、覚悟していたとはいえかなり衝撃的であった。アカネの状態と自分が手を握り締めているのに気づかなかったほどである。
 ハクカの手が添えられて、自分の状態にようやく気づいたのだ。

「・・・ハクカ・・」

「大丈夫」

 ハクカが心配そうにたずねる。

「・・・ああ・・・」

「・・・うそ・・・・」

 アカネが一人の男子生徒を発掘していた。
 その男に駆け寄り、泣いていた。

「茜ちゃん」

 そんなアカネに駆け寄るハクカ。
 しばらくハクカに抱きしめられながらアカネの泣き声が周囲に響く。僕もいつの間にか涙を流していた。
 3人とも目が赤いことに気づき、水で顔を荒い、すっきりさせる。
 アカネの泣き声に引き寄せられた周囲にいたオークたちは、ソルジャーによって駆逐されていた。
 


 20分後

 僕たちは、焼け落ちた男子寮を漁ることにした。

「何もかも燃えてたね」

「ああ」

 僕たちが使えそうなものは、見事になかった。

 30分後

 僕たちは、職員寮に来ていた。

「これは・・・また」

「・・・崩れてるね」

「ああ」

 職員寮は、完璧に崩れていた。
 確か老朽化のため工事していたからな。あの地震には、耐え切れなかったか。
 そのころ、和弘たちは、2階の捜索を終え、3階に行くのをあきらめて、帰還しようとしていた。

 10分後

 僕たちは、体育館に来ていた。
 殺されている男子生徒や死んでもなお犯されている女子生徒を見つけた。
 オークは、アカネの怒りの槍攻撃とソルジャーによって倒され、エリート・オークは僕の怒りの攻撃によって、瞬く間に駆逐された。
 アカネは、レベルアップしたのだ。
 そのころ、和弘たちはジェネラル・オークたちを相手にわなを発動させるべく逃げていた。



アキ:レベル15 剣術4/付与魔法4/召喚魔法5/肉体4/運動4 スキルポイント7
ハクカ:レベル14 治療魔法6 スキルポイント7
アカネ:レベル7 槍術3→4/付与魔法2  スキルポイント5→1


Menu

メニューサンプル1

メニューサンプル2

開くメニュー

閉じるメニュー

  • アイテム
  • アイテム
  • アイテム
【メニュー編集】

編集にはIDが必要です