様々な小説の2次小説とオリジナル小説

 中等部校舎に穴が開いていた。
 皆で穴のなかを覗いた。
 真っ暗なので、ディフレクション・スペルからのナイトサイトで全員に暗視をつけてやる。
 二十メートルほど下に石造りの空間があるようだった。

「パラディンとカナーグは、この場所で待機して、敵が来たら倒せ」

「承知」

『よかろう』

「あとに続こう。アリハ、ウィンド・ウォークを」

「はい」

『承りました』

 ぼくたちは、次々と穴のなかへ降りていく。
 


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