様々な小説の2次小説とオリジナル小説

 小型の魔導攪拌機の開発の成功から1ヶ月ほど経った4月のある日。

 ザッシュ ドカ ヒュン ヒュン ドサッ

 俺たちは、久しぶりに狩りをしていた。
 冬の間は、どうしても動物たちが冬眠してしまうため狩りが出来ないのである。

「ハッ」

 ミュウとリッドとユメイの剣技がさえ渡り、猪の首を切り取り、イーナの槍が、猪に当たると死亡し、俺の弓矢が狼の脳天を貫き、ヴィルマの戦斧が熊の首を切り落とし、アームストロング導師の拳によって苦悶の表情を浮かべ倒される狼や熊がいた。
 ハクカが、野菜を切り、血抜きが終わったウサギ肉を調理していたりしていた。

「美味しい」

 ポリポリ

「さよう、マヨネーズこそ至高である」

 ガリガリ

 とマヨネーズをつけた野菜のステックを食べるヴィルマとアームストロング導師がいた。

「ヴィルマは、初めてだっけ?」

「うん、マヨネーズは高いから出てきたことがない」

「それは仕方ないか」

 ヴェルの御用商人が作ったマヨネーズ工房が出来たのがつい数日前である。
 マヨネーズは、当初、美味しいのかどうか怪訝な顔をされたのだが、試食が始まるとその美味しさが広がり、多くのお店で使われるようになったのだがその価格は、ポーションレベルの小さな瓶で、銀貨5枚と物凄く高価であった。原材料のタマゴがそれだけ高価なのが問題な上に消費期限が短いのも問題なのだ。

「これも美味いである」

 焼けたウサギ肉にマヨネーズをかけ食べるアームストロング導師。
 俺たちは、塩コショウでシンプルに食べていた。
 ヴィルマが

 モグモグ モグモグ

 と食べ

 ガツガツガツガツ

 とそれに対抗しようとアームストロング導師が食べていた。

「クッ・・・・負けた」

 ガックリと肩を落とすアームストロング導師。

「勝者、ヴィルマちゃん」

「ハクカ・・・別に対決はしてなかったと思う」

 お肉やパンを食べているヴィルマを見ながら言う。



「そういえば、魔法の袋、持ってないんだな?」

 俺は、ヴィルマの腰に何も装着されてないのを見て言う。

「魔法の袋は高い」

「汎用品は高価である」

「ルークは作れるよね」

「作れるな」

「今、どのくらいの収納力なの?」

「家一軒分の収納力で1年間ぐらいかな」

「白金貨3枚ぐらい」

「高いね」

「魔法の袋、作ろうか?袋の柄とかで要望ある」

「ルーク様、いいの?」

 ヴィルマが首を傾げて聞く。

「作るのはさほど難しくないからね」

「ルーク様・・・ありがとう」

 ヴィルマが頭を下げてお礼を言ってきた。

「なら、これが終わったら魔法の袋の布を買いに行きましょう」

 イーナが提案してきた。



 アスガハン家とラングレー家の御用職人のいる工房に赴き、イーナたちがこれはといわんばかりに布を見ていた。

 数時間後

 御用職人に注文をするのであった。
 
 1ヶ月後

 それぞれが魔法の袋を受け取った。

「ルークお兄様、ありがとうございます」

「ルーク、ありがとう」

「ありがとう、ルーク」

「ルーク様、ありがとうございます」

「サンキュウ」

「ありがとう」

「ありがとう」

「ルーク、ありがとうございます」

 大事そうに魔法の袋を胸元に抱きかかえてお礼を言うスズネとハクカ。
 笑顔を浮かべてお礼を言うヴィルマとミュウ。
 ユメイとリッドとイーナは普通にお礼を言った。

 肝心の魔法の袋だがヴィルマがアスガハン家に獲物を持ち帰り、肉の大半はヴィルマの腹の中だが、残りの肉や毛皮などは、ヴィルマの許可を取ってアスガハン家の当主が売りさばきアスガハン家は、ルークの魔道具製造の利権もあって準男爵でありながら白金貨3枚以上の金額をヴィルマが王都にいるまで受けるのであった。

 ルークの魔道具製造の派閥利権
1位 ラングレー公爵家
2位 ルックナー侯爵家:ザフト騎士家
3位 エドガー侯爵家:アスガハン準男爵家
4位 アームストロング伯爵家:アームストロング子爵家
5位 ブライヒレーダー辺境伯家

 である。
 ヴィルマが王都から出た後は、アスガハン家は同じ軍属の派閥に声をかけて、共に狩猟を楽しむのであった。当然ながら、お肉などは新鮮な上に容量もかなり入るので身入りはかなりの物になったのであった。アスガハン家はヴィルマが王都にいるときよりは金銭は大幅に減ったが同じ軍属派閥の縁は強固となったのであった。



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