様々な小説の2次小説とオリジナル小説

 ブライヒレーダー辺境伯主催の新年パーティが5日後にあるのが分かり、礼服やドレスを新調したりしたのだ。新しい衣服を購入して古い衣服は、家臣に下賜するのが慣例なのだ。

「なんというか無駄遣い」

「家臣の方々に対する救済措置という面もございますがめぐりめぐって市民に中古で売られますので無駄にはなりません」

「そうか」

 俺とスズネとハクカとヴィルマとミュウとイーナ&リッドとユメイで神殿に拝みに行くことになった。

「ルーク様、皆様もおめでとうございます」

「おめでとう、エリーゼ」

 俺たちは、教会の手伝いをしているエリーゼに言葉を返した。

「それとヴェンデリン様が新しい調味料を開発されたのでよかったら見にいらしてください」

 俺たちは顔を見合わせ、頷いた。

「分かった」

 俺たちは、神殿を後にした。

「しかし、エリーゼの周辺はおかしいな」

 エリーゼのことを遠回りに観察している人たちが多かった。

「あのお噂とヴェンデリン様とルークお兄様の屋敷浄化の件だと思われます」

「また何かあったか?」

「実は」

 どうやら、リネンハイム氏からの屋敷浄化での報酬でもらったあの屋敷の件と合わせてホーエンハイム枢機卿と敵対している貴族たちによって、権力が少しずつ落ちているそうだ。

「それでも並の子爵以上に権力持っているよね?」

「はい・・・・とはいえ、お父様がホーエンハイム枢機卿の場合は、わざとの可能性が高いといっておられました」

「わざと自分の権力を落としたと」

「はい」

 俺たちは、ヴェルの屋敷を訪問した。
 メイドに案内され、調理室に赴くと作業台の上では大き目のボールが宙に浮いており、卵黄、酢、塩、胡椒を良く混ぜた物が入ったボールに、傾けられた容器の注ぎ口からは、糸のように細い油が少しずつボールに投入され、高速で回転する泡だて器で攪拌されていく。

「ヴェル・・・それって」

「これか・・・・マヨネーズだ」

 出来上がったマヨネーズを俺たちは野菜につけて試食した。

「美味しい」

「はい」

「そうだな」

「いける」

「うめえな」

「今度マヨネーズでも我が家で作ってみるか」

「それな、すげえ疲れるんだぜ」

 とエルが、マヨネーズ作りの苦労を聞かせてきた。
 どうやら混ぜるのがめんどくさいらしい。
 現在、工房でマヨネーズを攪拌できる工場を作っている最中らしい。

「なるほど」

 俺は、魔導攪拌機いわゆるミキサーを開発することに心に決めた。


 3日後。
 いよいよ王家主催の新年パーティである。
 俺は、スズネを伴い、会場に赴いた。

「いやあ・・・さすがは、バウマイスター男爵だ。まさかマヨネーズといったものを開発するとは思わなかった」

「さすがですな」

 知り合いの貴族たちと話した後、いつものように年金、白金貨7枚と冒険者修行の補助金を受け取った。



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