様々な小説の2次小説とオリジナル小説

 器合わせを行った翌日。
 俺、ハクカ、リッド、ミュウ、ユメイ、キャロルの6人はブランタークさんに案内されながら1つの家を紹介された。

「ここですか?」

「ああ・・・悪いな、こっちの事情で移り住むことになって」

「そこは気にしないでください」

 俺たちは、ヴェルたちが暮らしている家から別の家に移り住むことになったといっても隣の家に過ぎない。
 理由は、一つの家に2人の貴族がいるのは外聞が悪いからだそうだ。

「しかし早いな」

「うん」

 俺達が『器合わせ』と家臣替えをしたことがすでに貴族街で伝わっているのだ。
 それともうひとつが、魔道具製造の件である。屋敷には、ブライヒレーダー辺境伯家やラングレー公爵家、ルックナー侯爵家、ザフト騎士家の推薦状付の手紙が大量に届いたのであった。

「多いな」

「恐るべしだな」

 俺は、推薦された工房に採用・不採用する旨を朝一で執務室で手紙を書いたりしたのだ。
 新規の臨時の役職として、

 魔道具製造の計算をする会計係
 魔道具の品質を検査する検査係
 魔道具製造の伝令をする伝令係
 まとめ役の管理役

 4枠を設けて、従士として採用することにしたのだ。
 魔石と素材の購入については、ラングレー家やブライヒレーダー辺境伯家やユメイの実家のラスト騎士家とアリス姉さんのストロング騎士家の商人にお願いしたのだ。ラスト騎士家とストロング騎士家とブライヒレーダー辺境伯家には、素材の安定供給をお願いしたのだ。

 会計係   ザフト騎士家
 検査係   ブライヒレーダー辺境伯家
 伝令係   ラングレー公爵家
 管理役   ラングレー公爵家

 が推薦した人間を採用することにしたのだ。
 推薦された人間なので能力等も問題なかったのだ。

 内訳としては、会計係が4名、検査係が4名、伝令係が13名、管理役が5名である。
 合計26名を臨時家臣として採用したのである。

「リッドをファブレ男爵家の従士長に任命する」

 俺は、32名の従士の任命式を行ったのだ。
 基本的にやる必要性はないが、区切りは必要だから行っていた。
 俺の隣には、正妻候補のスズネがいた。

「謹んでお受けします」

 受注した家紋入りの鋼製の長剣をリッドに授与した。
 こうして、ファブレ男爵家は、ハクカ、リッド、ミュウ、ユメイ、キャロルを含めて32人の従士の任命式を終えた。

「この剣、重いよ」

 ハクカは、鋼製の長剣を重いといい持つのに苦戦しているようだ。

「重かったか。今度から軽い物を証として贈るよ」

 ハクカの長剣を急いで魔法の袋に収納したのであった。他の人間は、身体強化をしていたので問題ないそうだがリッド以外は、それがなければ重くてもてないそうだ。

 そんなこんなでブライヒレーダー辺境伯が借してくれた家から、俺は、ルイーゼとヴェルと共にアームストロング導師との地獄の特訓を1ヶ月ほどした。
 そればかりだと魔法の訓練なのか武術の訓練なのかわからないので、追加でブランタークさんからも魔法の指導を受けている。
 いや、敢えて言わせて貰うと本来、魔法の特訓とは、ブランタークさんから受けているような物を言うのが普通なのだ。
 おかげで彼は、俺たちの面倒を見るために王都に居る事が多くなった。
 用事でブライヒブルクに戻る時には、俺たちの『瞬間移動』の魔法が使えるので何の問題も無いそうだ。
 逆に休暇の時には、王都の飲み屋へアルテリオさんと通えると嬉しそうだった。
 ブランタークさんの魔法の指導が出来るようになったので俺はアームストロング導師に

「予定を変更したいです」

「どういうことであるか」

 俺は、アームストロング導師に説明した。

「導師とブランタークさんって、魔道具を作れるんですか?」

 俺の質問に2人は、作れないときっぱりといってくれた。

「そういう事情があるならば、某に依存はないである」

 俺は、予定変更をすることにした。
 導師との修行を週1日に変更した。
 ブランタークさんとの修行は、週2日の午前中に変更にした。
 ちなみに週1日にスズネとハクカとデートである。

「(ルーク、ボクも)」

「(ルイーゼがやれ、もしくはヴェル)」

 ヴェルが首を横に振っていた。

「(そこは、やってほしいけど)」

「(ルイーゼ、家臣じゃないし)」

 貴族的な意味で避けているのだ。

「(ねえ、ヴェル。ボクがルークの家臣になってもいいの?)」

「(仕方ないかな)」

「(そこは、名目家臣を引き止めるところだろう)」

「(そうだよ)」

「(無理無理)」

「(諦めろ)」

 この予定変更が原因で、王都周辺の観光が可能になったので、リッドたち7人で観光したりした。
 休日は、ハクカ、スズネと王都で買い物や食事をしたりしたのだ。
 平日に貴族から晩餐のお誘いを受けるが導師やザフト家やラングレー家や兄達の家に協力してもらい、夕飯を食べたり、リッドたちと一緒に夕飯を食べたりして貴族の晩餐を回避したのだ。



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