様々な小説の2次小説とオリジナル小説

「突然、山がなくなって洞窟が出来たと、領民達が駈け込んできたので驚きました」

 大リーグ山脈を貫く大縦貫トンネルの出口の土砂を回収して外に出たところ、予想に反してそこはブライヒレーダー辺境伯領ではなかった。

 農夫達が畑を耕す牧歌的な光景が広がっていて、俺達の登場に驚いた農民の一人が領主を呼びにいく。
 姿を見せた領主は、四十歳くらいであろう。
 辛うじて貴族とわかる服装で、もしかするとうちの実家よりも貧しいのかもしれない。
 しかし、驚きだ。
 昔のファブレ騎士爵領よりも貧しそうに見える貴族領があるなんて。
 彼の両脇には、二十歳ほどに見える人の好さそうな青年、多分後継ぎ息子であろう。
 父親と同じような恰好をしている。
 あとは、知らせに行った農夫と七十歳ほどに見える老人。
 老人の方は、執事か家臣だと思われる。
 なぜわかるのかというと俺の実家と同じような感じだからだ。

「すいません。実は……」

 ヴェルが事情を説明すると彼らはとても驚いていた。

「まさか、そんなトンネルが存在するなんて」

「考古学の成果ですね」

「なるほど」

 中年領主は、感心したような表情を浮かべる。
 隣の後継ぎ息子と執事も同じであった。

「それで、出口がうちの領地に繋がっていたと?」

「はい、それでここってどこですか?」

「そういうお話は、屋敷でいたしましょうか。粗茶ですが、お出ししますので」

 俺達はヴェルの家臣達にトンネル入り口の警備を任せ、遠慮なくこの中年領主の申し入れを受ける事にする。
 彼の案内で畑を抜け、斜面にある畑を降り、また畑を抜け……。
 ほぼ畑ばかりなのであとは省略するが、次第に民家が見えてくる。

「(前のバウマイスター騎士爵邸よりもボロいな)」

「(しっ!)」

 ヴェルは、失礼な事を呟いたエルの口を塞ぐ。
 エルの言うとおりではあるのだが、もし聞かれでもしたら大問題になるからだ。

「我がオイレンベルク領は、このようにのどかな農村でして……」

 屋敷へと向かう道すがら、お互いに挨拶をする。
 この中年貴族はジギ・フランク・フォン・オイレンベルクといい、人口三百名ほどの農村地帯を治める騎士であった。
 若者はやはり後継ぎで、ファイト・フランク・フォン・オイレンベルクだと自己紹介する。
 老人は、執事のゲオルクと名乗っていた。
 みんな農夫にしか見えないけど……。

「俺は、ヴェンデリン・フォン・バウマイスター伯爵です」

 今度はヴェルが自己紹介をすると、なぜか突然三人はその場で土下座を始めてしまう。
 突然の事に俺ばかりかエリーゼまでもが驚きを隠せない。

「あの……オイレンベルク卿、俺達は同じ王国貴族ですから」

 ヴェルは、彼らを立ち上がらせる。
 いくらオイレンベルク領が零細でも王国から領地と爵位を下賜された貴族なのだ。
 同じ貴族であるヴェルに土下座はいけない。

「ど田舎にあるオイレンベルク領にはなかなか世間の情報も入ってきませんが、私達でもバウマイスター上級伯爵様の事は存じております。このような辺鄙な領地によくぞ……」

「あのですね……」

 同じ貴族のはずなのにオイレンベルク卿は恐ろしく腰が低くて卑屈であった。
 息子と執事も同じで、あまりに卑屈過ぎて逆にこちらの居心地が悪くなる。

「大英雄たるバウマイスター伯爵様がいらしてくれたのに大したおもてなしも出来ませんが……」

「……」

 オイレンベルク騎士爵領の屋敷は、ファブレ騎士爵領よりも小さくボロかった。
 世の中、下には下がいると失礼な事を考えてしまう。

「このようなボロ屋で申し訳ありません」

「あはは……」

 もう何を言っても、この人は卑屈なままだ。
 俺達は諦めて、屋敷というか大きな農家にしか見えない家に入る。
 内部も昔のファブレ騎士爵邸といい勝負だ。
 居間に通されて席に座るとオイレンベルク卿と同年齢くらいの中年女性がお茶を出してくれる。

「家内のローゼです」

「我が家にはメイドがいませんので、私が……」

 ファブレ騎士爵領にも、どちらかというと『冥途』に近いがメイドくらいはいたのにオイレンベルク領には存在せず、領主夫人が自らお茶を淹れてくれた。

 スズネやハクカたちもお茶を淹れたり料理はするが、それは内向きや戦場での話だ。
 今は来客があれば、屋敷のメイドが客にお茶を淹れる。

「喉が渇いていたから美味しいや」

 ルイーゼがお茶のお替りを頼んだ。
 昔のファブレ騎士爵領とは違って、白湯に近いマテ茶で誤魔化すような事はしないようだ。
 ちゃんと客をもてなす分、昔の実家よりも誠実で善良である。

「お茶受けは、『マロイモ』を蒸かしたものかしら?」

 俺は見た事はないが、イーナはこの野菜の正体を知っているようだ。
 見た目はサツマイモとジャガイモの相の子のように見える。
 皮の色は鮮やかな黄色で、サツマイモのように蒸してあった。
 貴族に出すお茶受けとしてはどうかと思うが、食べてみると甘くて美味しい。
 この芋の存在を知らなくて、今まで損をしていた気分だ。

「この芋、美味しいな」

「お替りを」

 女性陣のみならず、エルやリッドにも好評であった。

「ところで、ここはブライヒレーダー辺境伯領に近いのですよね?」

「近いと言いましょうか、ここはブライヒレーダー辺境伯領に囲まれた少領なのです」

 ようやく卑屈度が低くなったオイレンベルク卿が、一枚の地図をテーブルに広げる。

「王国南部領域は、大リーグ山脈より南がバウマイスター伯爵領、東南部がファブレ伯爵領、北西部がブライヒレーダー辺境伯領で、北東部が少領主連合と比較的単純な配置になっています」

「そうですね」

 俺も持参した地図で確認をする。

「地図によっては記載されているのですが、ブライヒレーダー辺境伯領と地図で書かれている部分にも、いくつかの小さな貴族領があるのです」

 全て、規模はオイレンベルク領と大差ないそうだ。
 そんな騎士爵領がいくつか存在しているが、知名度に関してはお察しであった。

「人口二百人から五百人くらいですね。本当にささやかな騎士爵領ばかりです。位置はここですね」

 オイレンベルク領の位置は、俺やアリオストが予想したトンネル出口地点と大差なかった。
 唯一違ったのは、ここがブライヒレーダー辺境伯領ではなくてオイレンベルク騎士爵領であるという事か。

「そうだったのか。なら話は早い」

「話が早いですか?」

「ええ。大リーグ山脈を貫くトンネルが発見されたので、これを稼働させたいのです。こちら側の入り口が領内にあるオイレンベルク卿にも協力していただきたく」

「えっ? 私がですか?」

「いやだって、入り口はオイレンベルク領内にありますし」

 加えて、トンネルの半分ほどの権利はオイレンベルク卿にある。
 なぜなら、トンネルの上にある大リーグ山脈部分も書類上ではオイレンベルク卿にあったからだ。

「というわけで、オイレンベルク卿にも警備兵を配置していただきたいのです。代わりに通行料を取れるから大儲けですよ。勿論、オイレンベルク領もですよ。よかったですね」

 ブライヒレーダー辺境伯領ではなかったのは、ブライヒレーダー辺境伯にとっては不幸かもしれない。

「私が管理するのですか?」

「ええ、何か不都合でも?」

「無理です! 私には無理です!」

「私もです!」

 オイレンベルク卿のみならず跡取り息子にも必死に否定され、ヴェル達は困惑を俺達は納得の表情を浮かべるのであった。

「「ブライヒレーダー辺境伯様! ははっーーーー」」

「あの……、私達は同じ王国貴族で……」

 トンネルの警備と管理をオイレンベルク卿に拒否されてしまって困惑したヴェルは、急ぎ『瞬間移動』でブライヒレーダー辺境伯とブランタークさんを連れて戻ったきた。

 そして、ブライヒレーダー辺境伯を見たオイレンベルク親子は再び土下座を始め、それをブライヒレーダー辺境伯が窘めるというどこかで見た光景が展開される。

「あなた方親子はなぜこうも卑屈なのです? 私達は同じ貴族なのですから……」

 勿論、建前ではあったが、いつもこれではブライヒレーダー辺境伯も困ってしまうであろう。
 他の貴族に知られて、ブライヒレーダー辺境伯への攻撃材料にもされかねないのだから。

「それにしても……」

 ようやくオイレンベルク親子は落ち着いていたが、ブライヒレーダー辺境伯はドンヨリとした表情を浮かべて肩を落としていた。
 なぜなら、運命の気まぐれにより大縦貫トンネルの位置が自分の領地ではなかったからだ。

「ファブレ伯爵様、事前に確認しておけよ」

「ですがこの地図、王国政府が出した正式版ですよ。第一、確認してあったとしても問題は避けられなかったのでは?」

「事前にわかっていれば、先に手が打てたじゃないか」

「それはそうですけど、地図に書いてませんでしたし。この地図ではブライヒレーダー辺境伯領なんです」

 地図は軍事情報なので、その作成には軍が関わっている。
 各貴族家はなかなか領地の情報を出したがらないが、王国軍は密かに人を出して詳細な地図を作製していた。
 はずなのに、なぜかその地図にはオイレンベルク領以下いくつかの小領主領の記載がされていないのだ。

「しかもこの地図、最近出た今年度版ですよ」

「本当ですね。去年までは普通に記載されていたのに、なぜ急に消されたのでしょうか? 全く! 手抜きも甚だしい!」

 他の地図だと省略されているケースが多いそうだが、王国政府が出している正式版で記載されていないのはまずいはず。
 怒ったブライヒレーダー辺境伯は魔導電話を取り出すと、ある人物の元に電話をかける。

「通信用の魔道具!」

「父上、うちでは、とても買える物ではありません。さすがは、ブライヒレーダー辺境伯様」

「お館様、私は初めて現物を目にしました」

「私も子供の頃に出先の町で一度目にしただけだ」

「父上、大貴族様は凄いのですね」

 貴族なのに小市民的な親子は、執事と共にブライヒレーダー辺境伯の魔導通信機を羨ましそうに見ていた。

「……何か調子が狂いますね……。エドガー軍務卿ですか?」

 ブライヒレーダー辺境伯の通話先は、地図作製の最高責任者であるエドガー軍務卿であった。
 地図は軍事情報でもあるので、その管轄は軍に存在しているというわけだ。

「今年度の王国地図なんですけど……」

『何だとぉーーー!』

 ブライヒレーダー辺境伯が事情を話すと、こちらにも聞こえる怒鳴り声が響いてくる。
 当然、声の主はエドガー軍務卿で、自分も与り知らぬ事であったようだ。

『バウマイスター伯爵はいるか!』

「はい、傍に」

『迎えに来い!』

 というわけで、ヴェルは王城へと『瞬間移動』で飛び、その足でエドガー軍務卿を連れてくる。
 同行者に小動物のように震える一人の法衣貴族を連れて……。

「マイザー子爵! どういう事か説明して貰おうか!」

 ヴェルとエドガー軍務卿によってブライヒレーダー辺境伯の元に連れて来られたマイザー子爵という初老の貴族は、オイレンベルク邸の床で土下座をする羽目になっていた。
 なぜかその隣で、オイレンベルク親子と執事も土下座をしていたが……。

「なあ、バウマイスター伯爵。あの三人は何か悪い事でもしたのか?」

「ええとですね……」

「エドガー様、あの三人は雲の上の存在だと思っていた閣僚級の大貴族を見て緊張しているだけ」

 ヴェルの代わりにエドガー軍務卿にヴィルマが事情を説明してくれた。

「そうなのか。でも、同じ王国貴族だからそういうのは困るよな……」

 オイレンベルク親子のあまりの卑屈さにエドガー軍務卿の怒りのテンションも下がってしまったようだ。

「まあ、それであなたの責任が減るわけでもないんですけどね。マイザー子爵」

 エドガー軍務卿の怒りが消えて安堵の溜息をつくマイザー子爵に、すかさずブライヒレーダー辺境伯が釘を刺した。

「はい……それは理解しております……」

「ならいいですけど」

 マイザー子爵が地図の作成で手抜きをしてしまい、そのせいで俺達はトンネルの出口がブライヒレーダー辺境伯領だと思ってそのまま繋げてしまった。

 罪状になるのかもわからない案件ではあったが、そのせいで事態が混乱しているのも事実だ。
 何しろ、人口三百人の貴族領に大トンネルの管理など荷が重いのだから。

「先に聞いておくか。なぜこういう事になったのだ?」

 先ほどまでの大激怒はなかったが、マイザー子爵を追及するエドガー軍務卿の目には殺意が籠っていた。
 怯えたマイザー子爵は、特に抵抗もしないで事情を説明し始める。

「経費削減のために地図を作製する工房の変更を……」

 地図は本と違って印刷が難しいし、毎年細かな地形の変化、貴族領の増減、その領地を統治する貴族家の変更、未到達であった土地への測量成功などで細かく変化する。

 作るのに大変な手間と経費がかかるので、マイザー子爵はどうにか経費だけは減らせないかと努力したらしい。

「経費の削減を決めるのは、その職責を持つマイザー子爵の管轄だがよ。手抜きは困るじゃないか」

「ですが……。本当に細かいミスでして……」

 確かに本来ならば気にもされないミスだ。
 何しろ、エドガー軍務卿とブライヒレーダー辺境伯ですら指摘されるまで気がついていなかったのだから。
 王国政府が人間の集合体である以上、このくらいのミスは探せばいくらでも見つかるはずだ。

「だがな、マイザー子爵は間が悪かったな」

「そんなぁ……」

 そう、マイザー子爵は間が悪かった。
 普通は、この程度のミスで処分などされない。
 気がつかれるかも怪しいどころだ。
 ブライヒレーダー辺境伯領内に囲まれてるいくつかの小領地など、知らなくて困る人などほとんどいないのだから。

「マイザー子爵のせいで、トンネルの開通は遅れる事が必至だ。これは当然、陛下の耳に入るな」

「陛下のお耳に?」

「当然だろう。南部バウマイスター伯爵領の開発は陛下の肝煎りなんだぞ。それを促進可能なトンネルが完璧な状態で残っていたのに、こんな理由で開通が遅れる。誤魔化せると思うか?」

「いえ……思いません……」

「チェックが足りなかった俺の責任もあるから、公式には罰しないがな」

「私もちゃんとチェックしていなかった責任がありますしね」

 というわけで、憐れなマイザー子爵は今の役職と当主の座を退く事となった。
 公式な理由は、大病による療養目的という事にして。
 こうやって、一般庶民が誰も知らないところで貴族が責任を取らされたりするのだと俺は自分も気をつけようと思いながら見ていた。

「それで、どうするよ?」

「私達だけでは決められませんよ」

「そうだな。バウマイスター伯爵、また頼むぞ」

「はい」

 ヴェルは燃え尽きているマイザー子爵とエドガー軍務卿を連れて、また王都へと『瞬間移動』で飛ぶ。

「大リーグ山脈を貫く大規模トンネルか。いい物を見つけたな。バウマイスター伯爵」

「元気そうで何よりだ」

「バウマイスター伯爵、あとでトンネルを見学させてくれ」

「イシュルバーグ伯爵の作品か。参考になりそうだな」

 ヴェルは、ルックナー財務卿、ホーエンハイム枢機卿、レーリヒ商務卿、魔導ギルドの研究部長ベッケンバウアーさんなど、トンネルに関係があったり興味がある偉い人達を連れてオイレンベルク邸の居間に戻ってきた。

「ファブレ伯爵、コリンナは元気か」

「元気ですよ」

 ルックナー財務卿が孫の様子を尋ねてきたので俺は正直に答えた。

「エルやリッドやミュウも元気そうでよかった。あとで、内乱時の話を聞かせてくれ」

「ワーレン師匠? という事は……」

 連れて来た人の中には、ワーレンさんもいた。
 彼は近衛騎士団の中隊長なので、ここに呼ぶほどの重要人物ではない。
 姿を見せたワーレンさんは、弟子であるエルとリッドとミュウに声をかける。
 彼は快楽殺人者というわけではないが、やはり実戦を経験して功績を挙げた弟子たちが羨ましかったようだ。
 あとで話を聞かせて欲しいと頼んでいた。

「複雑な話になると聞いたら、陛下が自分も出た方が話が早いと」

「これも手間を減らすためのコツよ。王というのは忙しいものでな。ワーレンも連れてきたし、ここには帝国内乱を勝利に導いた精鋭が多い。余の安全は確実であろうな」

「陛下もですか……」

 さすがにブライヒレーダー辺境伯も陛下自らの出座には驚きを隠せないようだ。

「こういう話は早い方がいいからの」

「ありがたくはあります」

 ブライヒレーダー辺境伯くらいの大物貴族ともなれば、陛下との会話にも慣れている。
 ところが、この他にも閣僚級の大物貴族や中央で権威のあるギルドの大物幹部に教会の枢機卿と、えらい人ばかりが続々と自分の家に現れて精神状態が限界に達している人がいた。

「ルーク君、オイレンベルク卿が……」

「ヴェル、さっきから土下座をして動かないわよ」

 セイとイーナに指摘されたので視線を向けると、そこには土下座をしたまま微動だにしないオイレンベルク親子と執事の姿があった。

「可哀想に……今日一日で偉い人達ばかり姿を見せたから……」

「今まで、こんな事はなかったのだと思う」

 ルイーゼとヴィルマは、いまだに土下座したまま微動だにしないオイレンベルク親子に同情の視線を向けていた。

「ところで、バウマイスター伯爵よ」

「はい」

「この者達は、なぜこんなに卑屈なのだ?」

「ええと……」

「領地の場所が場所なので、襲爵の儀以外で陛下にお会い出来るなど考慮の外だったのでは?」

 ヴェルの代わりにカタリーナが事情を説明する。

「なるほどの……オイレンベルク卿とその息子よ、もう頭を上げて普通にするがいいぞ」

「すいません! こんな場所に領地を持っていてすいません!」

「跡継ぎですいません!」

 オイレンベルク親子は、なぜか陛下に必死に謝っていた。
 陛下もわけがわからず困惑気味だ。

「駄目だこりゃ……」

 この人達にトンネルの警備と管理など不可能だ。
 俺は、この案件の収拾には意外と時間がかかりそうだと覚悟を決めるのであった。



 

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