様々な小説の2次小説とオリジナル小説

 翌日。
 スズネ、アスナは、魔法の訓練とお休みである。
 ハクカは、教会である。
 リッド、ファラ、セイ、カルラ並びファブラブルクの警備隊30名ほどで狩人に出かけていった。
 俺とヴィルマは、魔道具工房に行き、早速作業を開始した。
 推進装置は、新型である。
 ゴーレムのブレスを解析して新造された新たな推進装置である。
 職人の補助の下、埋め込み作業がお昼前に終わった。

 ヴィルマと2人でお昼を食べた。

「ルーク様、美味しい」

「確かに美味しいな」

 俺たちは、野イチゴジュースを飲みながら言う。

 お昼休憩が終わると浮遊装置の取り付け作業を開始した。
 職人の補助の下、埋め込み作業が午後6時前に終わった。

「残りは、明日だな」

 俺とヴィルマは手をつないで上級伯爵邸に帰還した。

「・・・へえ〜・・・」

「ルーク様、私もやりたい」

 カルラが4mクラスの熊を退治した話を聞き、ヴィルマがやりたがっていた。

「じゃあ、明後日な」

「うん」

「ルーク様、ありがとうございます」

「楽しめたならいいよ。どうせ、当面はカルラさんたちは狩りだけどいい?」

「はい」

 カルラの話を聞くとリッドやファラやカルラやセイは問題なく狩れたそうだ。
 警備兵も5組ずつパーティを組んでいたそうだ。
 リッドの指示も的確だったそうだ。

 翌日。
 魔宝石などを取り付けた。
 これらの取り付けが午後3時で終了した。

「後は、新型の船か」

「はい、あれほど立派な大型船は見たことありません」

「とりあえず魔導飛行船のテストをするぞ」

「はっ」

 順次、魔導飛行船が工房から飛び立つ。
 俺とヴィルマは、浮遊装置に乗りながら、魔導飛行船を眺めるのであった。
 テストも無事に終わるとヴィルマとキスを交わした。

 翌日。
 ヴィルマが狩りの遊撃に加わっていた。
 俺の護衛は、セイであった。

「必要ないと思うだけどね」

「念のためよ」

 魔導船工房に赴いた。

「大きいわね。私、船初めて見たわ」

「そうなのか?」

「普段、港に行くことなんてありませんから」

「それもそうか」

「ルーク様、お待ちしておりました」

 俺とセイは、早速取り付け作業を開始した。

「この両側の車輪は、推進の役割ね」

 セイが言うのは、船の前面と後面の両側に取り付けられている木の車輪である。

「正確に言えば、推進の補助だけどね。主力は船の後方に取り付けられたこれだけどね」

「小さいわね」

「小さいけど性能は確かだよ」

 車輪に比べたらこの推進装置は小さい。
 実際には結構な大きさを誇る。
 次に魔宝石などを取り付けた。

「動くの?」

「推進式をやらないといけないけど、問題ないと思うぞ」

「いつするの」

「実験はともかく、船長を決めないといけないんだよな。後でブライヒレーダー辺境伯に頼むか」

 2日で旧型の魔導飛行船は全て新型に取替えられた。
 現在の魔導飛行船がブライヒブルクに行くのに片道1日である。

「1日でつけるならベッド類はあんまりいらないかな」

「そうですな」

「後は、長時間設定のこれもいらないからな」

 こうして魔導飛行船は、設計が見直され、大幅に軽量化を果たし、更なる速度を手に入れるのであった。
 それから翌日。

「風、気持ちいい」

 俺とアスナは、船上にいた。

「そうだな」

 アスナの長い髪が風で流され、俺の鼻先に掠める。
 俺は、アスナを背後から抱きしめる。

「そろそろ、風邪ひくと思うよ」

「ルークが抱きしめてくれれば大丈夫」

 俺は、無言でアスナを正面から抱きしめる。
 実験は無事終了し、海竜がその躯を晒していた。
 魔法の袋に海竜をいれ、夕方になったので帰還した。
 アスナの珍しく饒舌な話に夜がふけていく。



「それで、誰かいませんか?」

「突然ですね」

 俺は、ブライヒレーダー辺境伯に船長などを推薦してもらいに来た。

「さすがにいませんね」

 どうやらローデリヒに取られたようだ。
 仕方なく王宮に行き、エドガー軍務卿から海軍の何人かを推薦された。

「いいんですか?現役ですよね?」

「海軍について聞いたことあるか?」

「いえ、まったく」

「陸・空は有名なんだが海軍は無名なんだよ。ヘルムート王国の住人でも知らない人間は多い。ある意味、軍の中では閑職に近いだよな。ローデリヒですら海軍の人間は引きとらなかったんだよ」

「陸とか空の人間は結構引き取っていますよね」

「ああ・・・・そうだな。陸はともかく空はおそらくローデリヒはもう引き取らないだろうよ」

「魔導飛行船の隻数保有限界ですよね」

「そうだ」

 各貴族家には魔導飛行船の隻数保有制限が設けられていた。
 俺の場合は、魔導飛行船製造が出来るので、隻数保有制限を王国はかけなかったのである。正式に許可状が出たのは、魔装備を上納してからである。王家がこれ幸いに魔導飛行船小中隻数保有制限特別解除許可証を発行してきたのだ。自分で作る魔導飛行船に限り隻数保有制限を解除しますというやつらしい。

「魔導飛行船で思い出しました。空軍を紹介してください」
                      
「何人だ」

「最低16人ですね」

「やけに少ないな」

「このたびの内乱で少し思う所がありまして、部隊編成といえばいいのですか、それに着手しようと思っています」

「部隊編成か」

「ええ・・・ニュルンベルクの部隊編成を真似てみようと思って」

「・・・ニュルンベルクか」

 エドガー軍務卿が重々しく言った。

「ええ・・・」

 王国に攻撃した男だけどね。
 ニュルンベルクの統率能力は優れていた、さすがに同じ統率能力は無理でも混乱時の立て直しの素早さ等には目を見張る物があった。王国と帝国とミズホの部隊編成は一緒であったが、ニュルンベルクの部隊編成は違っていた。王国などの部隊編成が200人〜500人を中隊としていたのに対してニュルンベルクは100人〜200人を中隊としたそうだ。要するに指揮官の数を増やして対応していたのだ。

「そうか・・・・14隻か」

「ええ、最低でもブライヒブルクと王都と天地の森は押さえておきたいですからね」

「ブライヒブルクまでの日数は」

「大体1日ですね」

「・・・それで、海軍の紹介だったな」

「あ、はい」

「船の大きさは」

「全長300m、高さ30m、幅100mになります」

「でけえな」

「乗客数は6000名」

「案内しろ」

 エドガー軍務卿に言われ、大型船を案内した。

「改めてみるとでかいな」

「これが弓です」

「バリスタか」

「近いですね」

「いいだろう。紹介してやろう」

 ヘルムート王国の王国海軍がファブレ伯爵海軍に移籍することになった。



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