様々な小説の2次小説とオリジナル小説

 私の名は、カルラです。
 つい8ヶ月ほど前は、ブロワ辺境伯の娘でした。
 現在は、ルーク伯爵の王都別邸でメイドとして働いています。

 ドン

「何かしら?」

 私は、音が響いた地点に行くと王都別邸の庭の地面に何か落ちていました。

「魔法の袋?」

 魔法の袋の下には割りと大型の機械が落ちてました。

「この機械は?」

「カルラ・・・どうしたの?」

 私の母がこちらに歩いてきました。
 母は、病が治り、現在は、リハビリ中です。

「お母さん」

 私は、母に事情を話しました。

「魔法の袋が怪しいわよね」

「はい」

 当然である。
 手がかりになりそうなものが魔法の袋と機械しかないのだ。
 私は、魔法の袋を手に取り、中のものが取り出せるか試してみました。

「・・ルーク様」

 私は驚きました。

「カルラ!ルーク様がどうしたの」

「魔法の袋の中にルーク様が私とお母さんに宛てた手紙が入っています」

 私と母は、ルーク様が私たちに宛てた手紙を読むことにした。
 内容は、ストラトス家あるいはザフト家の当主に会いに行き、王宮宛の手紙を届けて欲しいという内容でした。
 それから、私が元気かどうかと母の容態に関することでした。

 母に手紙の中身を聞くと同じような内容でした。
 それからもう一つ、プレゼントがありました。どう見ても木の櫛です。それもかなり高級な感じのです。
 母のプレゼントは、香り袋とよばれるものでした。その香り袋の匂いは木のそれもヒノキの匂いです。
 母は困った顔をしていました。たぶん私も同じ顔をしていると思います。
 魔法の袋の中にはスズネ様やアスナ様やハイン様やトリスタン様やハヤテ様の手紙も入っていました。

「カルラ」

「はい!お母さん」

 私は、母に呼ばれて、ルーク様の恩に少しでも報いるためにザフト家の当主様に会いに行きました。
 ですが、現在、ザフト家の当主様は不在なのだそうです。

「私が案内しましょう」

「トガー様自らですか?」

「ええ・・・丁度、暇をしていたのですから」

 トガー様は、警備員数人を伴い私たちを案内してくれました。
 トガー様は、言いませんでしたが私たちに対する好色そうな視線が入り乱れていたのが原因でしょう。ベンガー家の娘の時でも好色そうな視線が合ったので慣れていましたが、私はトガー様に感謝の礼をしました。母も同じく礼をしていました。
 ストラトス家に行くと、すぐに当主の所に案内されました。

「カルラさんにヒマリさん、トガー騎士爵もようこそ」

「歓迎感謝します」

 私と母は、頭を下げました。

「それで、ルークからの手紙は」

「こちらにあります」

 私と母は、同じ内容の手紙をグラム様に手渡しました。

「ルークの手紙を届けてくれてありがとう」

 私たちは無言で頭を下げました。
 グラム様はご自身に届けられた手紙を読んでおられました。

「トガー様、俺はこれから王宮に行かなくてはなりません。二人を頼んでも」

「もちろんです」

「それと2人とも俺が迎えに行くまでは、ファブレ伯爵領に行くのは駄目だからな」

 グラム様は、私たちにそういうと慌しく出て行かれました。
 私たちは、トガー様の案内の元、ルーク様の別邸に帰還しました。
 その後、ルーク様のお手紙が王都別邸に届けられるようになりました。そのたびにグラム様に手紙を届けるのがわたしの仕事になりました。母のお仕事は、ルーク様にお手紙を届ける役目になりました。スズネ様やアスナ様はファブレ伯爵領でお仕事を片付けてから隔週に1度の割合で王都別邸に滞在され、ルーク様のお手紙を待っておられました。



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