様々な小説の2次小説とオリジナル小説

 その頃、王都では、カルラは焦った顔を浮かべていた。
 ベンガー家が改易させられ、母親が所在不明である。
 しかも、もう1人の所在も不明と来たのだ。
 普段のカルラならしないミスを犯していた。

「申し訳ないが、顧客情報は言えませんな」

「そんな・・・何とかならないんですか?」

「無理ですな」

 カルラは、スラム街を俯きながらトボトボと歩いていった。

「おう、姉ちゃん・・・それなら俺たちが案内してやるぜ」

「え・・・離して下さい」

「つれないこというなよ」

「キャ」

 カルラを後ろから抱きかかえる小汚い男たち

「離して・・・や」

 モミモミ グリグリ

 男が背後からカルラの胸を服越しに揉んでいく。

「へえ〜・・・・いい胸じゃねえか。これなら長く楽しめそうだ」

 カルラの顔に恐怖が浮かぶ。
 しかも今は、月が隠れた真夜中である。
 スラム街は、スラムの住人の大半がパルケニア草原で開拓作業をしているので無人の民家が数多くあるのだ。しかもパルケニア草原に大量に仮家が出来ており、食料も支給されているのだ。当然ながら、3年も戻ってきてない住人が数多くいるのだ。王宮が解体作業をしているのは、王都の外壁付近にあるスラムの民家である。王都の拡張をするにしてもスラムの民家が邪魔なのだ、解体が1日で終わるはずもなく1月から解体作業が始まり、5月ぐらいに王都は、15mの大きさの外壁が出来たのであった。現在は、旧外壁の解体作業中に追われている大工関係者たちなのだ。王都の広さは70k屬罰板イ靴燭里任△辰拭
 そして、カルラは路地裏に・・・・・。



 ルークは、王都でスズネを送った帰りであった。
 そして、とある情報を聞き

「今の時間に・・・正気か?」

「どうしますか?」

 1人の取立てやがルークに情報を明け渡していた。

「情報提供ありがとう。本当なら明日、謝礼を払おう」

「へい」

 俺は、急いで向かっていった。



 カルラは、人気のない路地裏に男の1人に押し倒されていた。
 両手足は、男たちの汚い手で大の字にさせられていた。

「・・・いや・・・」

「まずは・・・」

 男が、カルラの服に手をかける。

「・・・へえ〜・・・・きれいじぇねえか」

 プルン

 と出る色白の大きな胸。

「遠慮なくいただくぜ」

 男が、胸に手を伸ばし、もう少しでカルラの大きな胸に触れ・・・・ドカ、バコ

「・・・え・・・」

 急に体に重さがなくなり驚くカルラ。
 そして体の外気の冷たさに、自分が何をされかかったのか分かり、身体を震えさせ・・・・。
 
 フワッ

 と温かなものがかけられた。

「てめえは・・・」

「うせろ」

「・・・・このじょう・・・ひぃ・・・魔法使い」

 一斉に男たち数十人が逃げだした。

「・・・だいじょうぶ」

「・・・・・はい」

「とりあえず、服を着るといい」

 俺がカルラから背を向けると背後から衣擦れの音が響く。
 カルラの身体を見たい誘惑に駆られるが、俺は・・・・・・・・・好きなんだ。

「もう着たな」

「はい・・・ありがとうございます」

 俺は、カルラを見る。
 地面に座り込んだままである。

「立てないのか?」

「・・はい」

 俺が近づくとカルラが身を硬くする。
 俺は、右手をカルラの腰に手を回し、左手を後ろの両膝に手を回し、俺の外套をカルラにかけるとお姫様抱っこで持ち上げる。

「・・・あ・・・・」

 雲から一条の光が漏れ、俺たちを照らす。

「・・・ルーク様」

「ああ・・・久しぶりだな」

「・・・はい」

「送ろう」

「え」

 俺は、カルラをお姫様抱っこし、ブロワの別邸を目指す。
 カルラは終始、顔を赤くしていた。
 確かに今は、真夜中であるが、人通りがないわけではない。

「すまない」

「はい。これはファブレ伯爵・・・それにカルラお嬢・・・・さん」

 ブロワ邸に警備員に用を伝えると中から執事が出てきた。

「ゲルト様にご用でも」

「カルラを送りに来ただけだ」

「カルラ様はすでにブロワ家のものではなく、平民です」

「そうなのか?」

 俺は、カルラに問いかけた。

「・・はい・・・」

「夜分、遅くにすまなかった」

 俺は、ブロワ家を後にした。
 仕方なくカルラを王都の別邸にいれた。

「風呂そのほかは、メイドから聞くといい」

「はい」

 カルラの世話を1人のメイドに任せ、俺は執務室に戻った。

 1時間後

 コンコン

「はい」

 扉を開けてきたのは湯上り姿のカルラであった。
 頬を赤く染め、艶やかにぬれる黒い髪、白いバスローブを押し上げる大きな胸。

「ルーク様、今日はありがとうございます」

 カルラが頭を下げた。

「きにしなくていい。今日はゆっくりと休むんだ」

「はい」

 カルラは、メイドに案内され客間に通されたようだ。

 翌朝。

「おはようございます」

「おはよう、カルラさん」

「久しぶり、カルラ」

「おはよう、カルラさん」

「おはよう、カルラちゃん」

「・・・・・・・・」

 食堂では、ハクカ達が席に着き、朝食を食べていた。
 食事も終わり、俺は改めてカルラにたずねた。

「スラム街になぜ?」

「・・・母を捜していました」

 カルラが悩んだ顔を浮かべていた。

「カルラの母親なら、わが屋敷にいるぞ」

「・・・え」

 カルラが驚いた顔をしていた。

「マリアさん」

「分かりました。どうぞカルラさん」

「はい」

 カルラがマリアさんにつれられ出て行った。
 見届けるために見に行った。

「・・・お母さん」

 カルラが母親に抱きついてきた。

「・・カ・・ル・・ラ」

 母親もカルラを抱きしめた。
 これ以上見届けるのは不要なので、食堂に戻った。
 しばらくするとカルラが戻ってきた。
 大分、つき物が落ちた顔をしていた。

「ルーク様、ありがとうございます」

「気にしなくていい」

「あの・・・少しだけお時間をください」

「何か予定でもあるのか?」

「バウマイスター伯爵様にお礼を」

「なるほど」

「それならちょうど良いんじゃない、今日だし?」

「ああ・・・そうだな」 

「お館様、例の謝礼とか言うものが」

「あの男か」

 俺は、例の情報提供者に会いに行った。

「昨晩は世話になった」

「へい・・・それで」

「ああ・・・」

 俺は、この男に白金貨15枚ほど手渡した。

「こんなにくれるんですか」

「大金だろう」

 平民の娘の情報料としては、破格であった。
 普通は、銀貨1枚である。



 俺、ハクカ、スズネ、ヴィルマ、アスナ、セイ、コレット、ファラ、リッド、リーリン、クララ、カルラを瞬間移動で、ファブラブルクの魔導飛行船の港に行き乗り込んだ。
 家臣たちの用意が整い、出発するのであった。
 貸与された大型魔導飛行船が2台ほど飛び立ったのであった。



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