様々な小説の2次小説とオリジナル小説

 師匠に出会って2週間の月日が流れた。
 いつもどおりに魔力循環訓練をしていたら

「・・・あれ?・・・・師匠の魔力って・・・それに・・・この」

 師匠の魔力が大体だが分かるようになった。
 今の師匠の魔力は、俺と同等クラスである。

「ようやく気づきましたね。これで他の魔法使いや魔力もちの人間が分かりますよ」

 どうやらこの2人での魔力循環訓練のもうひとつの目的は魔力の感知にあったようだ。
 師匠に手を握られながら、ファブレ領の住人の魔力を確かめるのであった。

「全員、ほぼ同じ?」

「そうなります。成人の魔力量はコップ1杯程度の魔力と考えて100とします」

「へえ〜・・・あれ・・・あの人」

「はい、正解です」

 1人の青年の魔力が一般人より多いことに気づいた。
 大体、500ぐらいであろうか。
 
「あれが一般的にコップ1杯程度の水を出せる魔力量にあたります。魔法使いの総数は5万人です」

 師匠の魔力量を確かめてみると15万を超えていた。

「初級の魔法使いの方の魔力量は大体1万前後です。中級の魔法使いの魔力量は、大体10万前後です。私の魔力は、中級を少しだけ超えているぐらいですよ。上級の魔法使いですと30万を超えるぐらいの人たちですよ」

「すごいんですね」

「ええ」

 翌日。
 魔力循環訓練

「私の魔力が分かったのなら今度は意識して、私の身体に流れる魔力を感じてください」

「・・・あ、はい」

 師匠の魔力を通し、循環訓練を行い、師匠の体に魔力を渡し、意識すると俺の魔力が師匠の体に循環されているのが分かる。

「分かりましたね」

「はい」

「今日は、魔法の圧縮の訓練です」

「圧縮ですか?」

「ええ」

 師匠が木の的を用意し、25mほど離れた位置まで移動し13500の魔力を使い人の頭ほどの風の玉を的に当てる。
 すると、木の的はグニャと折れていた。
 もうひとつの木の的を用意し、先ほどと同じく25mほど離れた位置まで移動し13500の魔力を使い、人差し指程度の風の玉に圧縮されたものを木の的に当てる。
 木の的は貫通し、次々と木々に穴を開けていた。
 師匠が穴の開いた木のところまでいくと

『治癒』

 と唱えると木の穴がふさがっていた。

「すごい」

「どうして圧縮したか分かりますか?」

「威力を上げるため?」

「間違いではありませんが、冒険者をしていると獲物の状態がいい物のほうが買取額が良くなるのです。ルークに分かりやすく説明すると黒焦げの獲物とあまりこげあとが付いておらず貫通しただけの獲物どちらを買取しますか」

「あまりこげあとが付いていない獲物」

「はい、正解です」

 師匠は、そのまま自分で貫通した木を治癒していった。
 俺も師匠の後についていくとおよそ75mほどの距離の木に穴がいていた。

「少し、彼らを傷つけてしまいましたね」

 師匠が悲しげに呟く。

「師匠・・?」

「なんでもありません。では、修行スタートです」

 師匠に促され、魔法の圧縮を開始した。
 人の頭ほどの風の弾は、徐々に圧縮していき、最終的にはCD並の大きさの風の弾の圧縮に成功した。
 それを木の的にぶつけるとCD並みの大きさの穴が開いていた。

「今のルークの実力だと、そんなものですね」

「まだまだですね」

「そんなに簡単にできたら苦労はしないのですよ。魔法はイメージですよ」

 そんなこんなで、魔法の圧縮訓練が加わった。



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