様々な小説の2次小説とオリジナル小説

 俺は、ラングレー家を訪れた。

「お久しぶりです。ラングレー公爵」

「おお、元気そうではないか。ファブレ伯爵。今日は何用で」

「実は、未開地開発が始まりそうなので、その関係でお伺いしたのです」

「なるほど。人材の斡旋もか」

「はい」

「それならば家宰が必要ではないか?」

「はい」

「一つ心当たりがあってな」

 ラングレー公爵が当時の様子を話してくれた。

「なるほど、改易ですか。助かります・・・それと建築に詳しい人材が欲しいですね」

「大規模な工事だからな。そういった人材は必要だな。よろしいこちらで手配をしよう、そうなると騎士爵や準男爵で3男あたりが無難か」

「それで、スズネは元気でしょうか」

「ああ、元気だとも、会っていくかね」

「はい」

 俺は、スズネに会った。

「ルークさま・・・ご無事で何よりです」

「すまない。ずっと会えなくて」

「いえ・・・ルークさまがお元気なら構いませんわ」

「それと付き合うことになった人が3人いるのと結婚することにした」

「そうですか。結婚のお相手はハクカですか」

「ああ」

「今度お付き合いすることになった人たちというのは?」

「魔法使いのセイとアスガハン準男爵家の三女のヴィルマとミュウだ」

 スズネの元気が見る間に落ちていった。

「私も結婚を楽しみにしておきます」

 元気がないながら微笑を浮かべ不安そうな目をするスズネに思わず

「・・・るーく・・さま」

 抱きしめる。

「好きだよ」

「・・・んっ・・・・ルーク・・・・さま・・・」

 俺は、スズネとキスをかわした。
 
「明日、デートしよう」

「・・・・・はい」

 スズネが、多少元気を取り戻しながら、頷いた。
 俺が立ち去ろうとしたら、スズネが袖口を掴み

「ルーク様・・・その・・・一緒についていっては駄目でしょうか」

 上目遣いで頼んできた。
 
「いいよ」

「ありがとうございます」

 俺は、スズネの手を握るとブライヒブルクに『瞬間移動』でとんだ。
 ブライヒレーダー辺境伯の元に行った。

「問題なさそうですね」

「今のところはそうですね」

 話を終え、ブライヒレーダー辺境伯の下を去る。

「ルーク様・・・・今のお話は」

「ああ・・・・これだよ」

 俺は、スズネを連れて魔導飛行船工房に案内した。

「・・・ここは?」

「魔導飛行船工房だな」

 中では、魔導飛行船の材木加工を行っている職人達がいる。
 スズネの案内がてら視察を行った。
 そして、魔導飛行船の組立場所に案内した。

「大きいです」

 スズネが魔導飛行船を見上げて驚いた声を上げていた。

「大体50mぐらいか」

「50mですか!」

 スズネの目が見開いていた。

「飛ぶのですか?」

 スズネが恐る恐る聞いてきた。

「稼動テストを実行したけど問題なく飛行した」

「すごいです・・・あ」

 俺は、スズネを抱き寄せ、魔導飛行船工房の屋上に連れて行く。
 そして、『魔法の袋』から、ある魔道具を持ち

「これは・・?」

「ああ・・・こうするものだよ」

 いぶかしむスズネを背後から抱きしめ、魔道具の上に乗り赤いスイッチを押した。

「・・・・え・・・・きゃ・・・」

 起動と同時に、魔道具が床から離れ、空を飛んでいた。

「・・・・・・・・すごい・・・です」

 スズネが、目を見開き驚きをあらわにしていた。
 そのまま、周囲を旋回し、森を川を空から眺める。

「綺麗だろう」

「はい」

 スズネが眩い笑顔を向けてきた。
 俺は、その姿に見惚れながらおよそ1時間ほど空のデートを楽しんだ。

「・・・ルーク様・・・楽しかったです」

「それは、よかった」

 俺とスズネは、次の目的地に急いだ。
 次は、ストラトス家である。

「人材の斡旋とあいさつ回りか」

「はい」

「予めルークに頼まれていたから問題ない」

「・・・ありがとうございます、グラム兄さん」

「それで・・・あの森は、俺達ストラトス家が管理しているんだが、案内しよう」

「いいんですか?」

「ああ」

 俺とグラム兄さんとスズネは森を目指す。
 もちろん警備隊員は俺たちの護衛をかねて、一緒に同行していた。

「歩き・・・キャ」

「と・・・大丈夫」

「はい」

 スズネが俺の前で歩いていたのだが、突如、転びかけたので、慌ててスズネを抱きとめる。

「こけるから気をつけろというの忘れてた。すまん」

 グラム兄さんが謝ってきた。
 俺は、右手をスズネの腰に手を回し、歩くことにした。

「・・・ル・・・ーク・・・さま」

 スズネが頬を赤くした。

「このまま、歩いたほうが良いだろう」

「・・・・は・・い」

 スズネが消え入りそうな声で頷く。
 グラム兄さんと警備隊員はニヤニヤと笑みを浮かべていた。



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